1215日(木)、ソフィア会の年末恒例ビッグイベント「オールソフィアンのクリスマス(ASC)」を開催しました。会場となった9号館地下カフェテリアは多くの卒業生、学生で賑わいましたが、その様子を写真でお伝えします。

 

18:00から行われた「クリスマスへの祝福」

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クリスマスへの祝福の厳かな雰囲気を作ってくれた大束晋さん(パンフルート、1985文哲、聖歌隊出身)とあまね伶さん(ライアー、1986外葡)

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18:30からはパーティスタート。世界各国料理のフードソムリエとして有名な寺脇加恵さん(2000法法)のケイタリングは大人気

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パフォーマンスのトップは学生バンドのフォークソング愛好会

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ブースにも多くの人が押し掛けました

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会場を華やかにしてくれた松永紀見子さん(ジャズ・ボーカル、2006文独)

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卒業生2名を含むポピュラー・バンド、The Searching Cranburysも登場

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パフォーマンスの最後は、NHKステージ101のプリンスといわれた藤島新さん(1970外英)とソフィア会はもり隊

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キャンパスはクリスマスモードです

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今年もパーティ会場にはブースを設置します。各主催団体が活動内容を展示、また思い思いの商品を展示・販売します。

 そして、今年のブース出展団体は、収益の一部を松居友さん(1975文独)がフィリピンのミンダナオ島で取り組んでいる「ミンダナオ子ども図書館」へ支援いただくことになっています。ぜひみなさまも以下のブースにお立ちよりください。

 今年、ブース展示するのは以下の9団体です

    インマクラータ・マリア会(クリスマスグッズ、ケーキ、クッキー販売)

    ソフィアンズ・キルト・ソサイエティ(キルト、小物のチャリティバザーなど)

    ASC2016 実行委員会(オリーブオイル、クリスマス絵葉書販売など)

    ソフィア会101 の言葉販売ブース(「101の言葉」の販売)

    上智大学奇術研究会(テーブルマジック)

    上智大学ソフィア連携室(未来募金)

    ソフィア・森の長城プロジェクト会(会の紹介、募金活動)

    上智大学「めぐこ」アジアの子どもたちの自立を支える会(アジア雑貨販売など)

    Office K(ネックレス、クリスマスグッズ販売)

 

 

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今回はパフォーマーとして学生団体の「フォークソング愛好会」が登場します。1975年に設立された、40年以上の歴史をもつコピーバンドサークルです。上智大学の音楽協議会に加盟しています。

もともとは、設立当時流行していたフォークソングを演奏するサークルとして活動をスタート。しかし現在では、洋楽、邦楽問わず、また新旧も問わない、さまざまなジャンルの音楽を、基本的にバンド演奏でコピーしています。

普段は月に1度程度ライブで演奏をしていますが、大きなイベントとしては、各学年が中心となってライブハウスでライブする「大コン」とよばれるイベント、また夏休み中には新潟の演奏スタジオつきの施設で行う夏合宿、そして1年で最も力を入れて行うソフィア祭でのライブなど行っています。

楽曲のコピーにはみな全力を注いでおり、時にはコピーするバンドの衣装、メイクなどを実際に施して演奏することもあるようです。名前はフォークソング愛好会ですが、1回のライブでさまざまなジャンルのバンド演奏を楽しむことができるのが最大の特徴のようです。

 

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続いて、ASCのパフォーマーを紹介します。若手ソフィアン、ジャズシンガーの松永紀見子さん(2006独文)です。東京都内中心にライブ・イベント・パーティーで活動しています。ジャズの基礎をケイコ・ボルジェソン氏に、ボサノヴァ歌唱をRobson Amaral氏に師事し「力強く優しい、そして透明感のあるナチュラルな歌声が魅力」と評価されています。

また日本の伝統文化にも造詣が深く、6歳から三味線・長唄を始め18歳で名取に。「20歳になると同時に父親とジャズバーへ飲み歩くようになり、ジャズに傾倒。NY・ベルリン・ローマでの留学経験があり、特に英語の発音はネイティヴも認めるレベル」といわれています。

現在はその日本的感性を活かし、独自の音楽表現を探究。「古き良きものを大切に、新しい音を生み出していきたい」という気持ちで、ジャズをはじめ、洋楽ポップス・日本の唱歌など、東西の名曲を好奇心旺盛にアレンジ、カバーしています。

オリジナル楽曲も制作し、2016年春にはアコースティックサウンドにこだわった1st Album My Music Lover」をリリースしました。

 

 

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続いて、ASCのパフォーマーを紹介します。

ソフィアンの鈴木博文さん(1974外英)、向井久さん(1975経経)を含む4名のポピュラーバンド「The Searching Cranburys」です。それぞれ仕事を持ちながら、60年代.70年代の英米のロック、ポップス、フォークソングなどを歌っています。

つまりアマチュアではありますが、定期的に開催するライブには大勢の人が押し掛ける人気バンド。一橋大学教授・ハーバード大学Ph.D.で日本を代表する経営学者の米倉誠一郎さんもメンバーの一人。去る1126日には結成10周年記念のライブ・パフォーマンスを東京・赤坂のライブハウスで開催しましたが、ソフィアンはもちろん、一ツ橋の学生なども駆け付け大盛況だったようです。

ASCではThe Beatlesナンバーと自作の聖歌を演奏予定です。

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今年のASCパーティの最大の特徴は、卒業生と学生が繰り広げる数々のパフォーマンスといえるでしょう。そのパフォーマーを順次、紹介していきたいと思います。最初は、1970年外英卒の藤島新さん。

学生時代はグリークラブに所属、活動していましたが、在学時に前衛舞台芸術の発信地として知られた「渋谷ジァン・ジァン」でシャンソン歌手としてソロデビュー。その後「NHKステージ101」のレギュラーとなり、オリジナルソング「愛の限界」などの高く甘い歌声で「101のプリンス」と呼ばれた人です。覚えている人も多いのでは。

現在はアートフラワー・デザイナーとして活動しながらライブ活動も精力的にこなしていますが、今回のASCでは、レナード・コーエンの名作「ハレルヤ(Hallelujah)」などを熱唱していただきます。

それでは15日のASC本番に先駆けて、YouTubeにアップされている藤島さんのハレルヤをお聞きください。

https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DkzCz7ZXSLK8&h=ZAQHFB__i

 

 

 

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パーティのメイン司会者を、ラジオパーソナリティの川島葵さん(2005文新)にお願いしました。SBC(放送研究会)の学生とともに、当日のクリスマスへの祝福とパーティを取り仕切っていただきます。

川島さんは、5月のASF(オールソフィアンの集い)のステージでもおなじみ。午前から夕方のグランドフィナーレに至るまで、メンストの屋外ステージで活躍する姿を覚えている人は多いはずです。

川島さんもご自身のFacebookでこう語っています。

1215日、上智大学カフェテリアで開催されるオールソフィアンのクリスマス2016MCをやらせていただくことになりました! クリスマスシーズンの上智大学、綺麗ですよね。楽しみです。卒業生の皆様もよければー!」

今回のASCのパーティでは、現役と卒業生が音楽演奏などパフォーマンスを繰り広げるのがひとつの特徴。ソフィア会Webなどで出演いただける個人・団体を公募していましたが、以下の5つの個人・団体にお願いすることになりました。そのお名前、団体名をお知らせします。パフォーマンスの内容など、詳細は追ってこのブログでお知らせします。

 

The Searching Cranburys(卒業生2名を含むポピュラー・バンド)

藤島 (シンガー、1970外英、グリークラブ出身)

松永 紀見子(ジャズ・ボーカル、2006文独)

大束 (パンフルート、1985文哲、聖歌隊出身)、あまね伶(ライアー、1986外葡)

フォークソング愛好会(現役バンド)

寺脇加恵さん

今年のパーティはこれまでとはちょっと違います。

これまではどうしても業者任せの「から揚げ焼きそば」のイメージがありましたが、今年は一転。ケータリングを世界各国料理のフードソムリエとして有名な寺脇加恵さん(2000法法)にお願いしました。

寺脇さんは完全オーダーメイドスタイルで、イベントの趣旨に合わせて多彩な料理を提供しているケータリングシェフ。セミナー懇親会、法人ケータリングのほか、各大使館のパーティなどでもそれぞれの国の人たちに合わせた料理を提供しています。

当日、どのような料理がテーブルに並ぶのか、ASCの楽しみがひとつ増えました。

 

 

 

ASCではブース出展者から収益金の一部を募金に充てていただくとともに、参加者のみなさまにも募金のお願いをしてきました。この募金活動は、今年のASCでもきわめて重要なテーマです。

今年はこの募金を、上智大学の卒業生である児童文学者の松井友さん(1975文独、1978院前文独)がフィリピン・ミンダナオ島で取り組んでいる「ミンダナオ子ども図書館」の支援金に充てることを決めました。

松居さんは上智大学卒業後、福武書店で絵本の編集に携わっていましたが、2002年にフィリピンのミンダナオ島に渡ります。当時、ミンダナオ島はフィリピンと米軍の軍事演習で100万人規模での避難民が出た時期。松居さんはそこで、子供たちに絵本の読み聞かせをしたいと思い、ミンダナオ子ども図書館を作りました。この図書館は寄付で運営され、親を亡くした多くの子供たちが支援を受けて暮らしています。

今年のASCでは多くの支援金を集め、松居さんの活動を支援したいと考えています。

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毎年12月に開催してきたオールソフィアンのクリスマス(ASC)も、今年第9回目を迎えます。

このASCではこれまで、①聖イグナチオ教会でのミサ、②メインストリートでの点灯式とキャンドルサービス、そして③9号館地下カフェテリアでのパーティ&ブースという3つのプログラムで行ってきました。

今年はこれを若干変更し、ミサに代わるプログラムとして「クリスマスへの祝福」という祈りの時を設けます。その背景には、クリスマスイブの1224日に10号館講堂で開催する「クリスマスミサ」(上智大学主催)に多くのソフィアンに参加してもらうという狙いがあります。

これまでのASCでも、パーティの最初には神父様方による祝福の挨拶をいただいてきましたが、このクリスマスへの祝福ではより静寂かつ厳かな場を設定、司祭による福音朗読や祝福、参加者全員でのクリスマスへの祈り、聖歌などのプログラムを用意します。

ミサには参加したことがないという人も、気楽に出席いただけます。