同窓生トピックスの最近のブログ記事

 上智大学理工学部名誉教授の金東海先生より、電気科卒業生への励みになればと思い同窓会へ以下の通りホットニュースをリリースしていただきました。

 このたび、田中祥子さんから理工学部に「発明王トーマス・エジソンからの手紙」が寄贈された。(⇒ 詳細は下記pdf参照)。

  「発明王エジソン 晩年の手紙」(電気新聞_2015.12.17掲載).pdf

 ことの顛末は次の通り。
 田中さんが、小学校の同窓生でラジオ少年として有名だった野崎勝久氏(1966電々卒)に「家に父から受け継いだ〝エジソンからの手紙〟があり、どのように処理したら良いか困っている」と相談された。
    野崎氏はこの手紙の寄贈先を国立科学博物館、国会図書館等いろいろと考えた末、同学科の同期生であり、理工学部同窓会理事をしていた吉田泰昌氏に相談したところ、早速吉田氏は同窓会会長を通じて理工学部長、学長へと話を進めた。
    当事者の田中さんが同じキリスト教系大学を卒業されていることから、上智大学へ寄贈することを快諾し、平成27年10月8日、上智大学にて早下学長、田中さん、築地理工学部長、池尾同窓会会長、野崎氏、吉田氏同席のもとに贈呈式が挙行された。

ご寄付者・田中祥子様と共にエジソンの手紙を囲んで.JPG                               ご寄付者・田中祥子様と共にエジソンの手紙を囲んで


    贈呈された額には、手紙と封書、そしてエジソン翁の肖像写真が組み込まれており、上智大学中央図書館貴重本書庫に保管し、今後学生にも展示公開する予定である。

〔広報委員:氏家和朗(1967電々卒)記〕

 理工学部卒業生の小川源治氏(1968、機械卒)がソニー勤務時代に開発した新商品ポータブル型ステレオテープレコーダー「カセット デンスケ」(ソニー製のカセット式録音機:TC-2850SD)が2015年度の「未来技術遺産」に登録されました。
 この未来技術遺産は、独立行政法人国立科学博物館が「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図ることを目的に平成20年度より実施している登録制度で、"未来技術遺産"の愛称で親しまれています。
 2015年度は「カセット デンスケ」を含めてAIBO、8ビットパソコン、レーザーディスクプレイヤー等25件(累計209件)が登録され、9月15日に国立科学博物館にて登録証及び記念盾の授与式が行われました。
  「カセット デンスケ」(TC-2850SD).jpg

2015年度"未来技術遺産"に輝いた
ポータブル録音機「カセット デンスケ」(TC-2850SD)

 この未来技術遺産の栄誉に輝いた「カセット デンスケ」(コンパクト・カセット式ポータブルステレオ録音機:TC-2850SD)は、小川氏がソニー勤務時代の若かりし頃にメカ設計担当として電気担当者、デザイン担当者と共に開発に携わった新商品で、1973年にソニーから発売され、据置きデッキに劣らない高音質を実現したポータブル型カセット式テープレコーダーとして生録音ブームを巻き起こしたヒット商品となり、新たな生活様式の創出に顕著な役割を果たした重要性が評価されて未来技術遺産の第191号として登録されました。
 小川氏は受賞の喜びを「忘れた頃に息子(作品)が勲章をもらったような気分です」と語っており、同窓生の活躍の成果がこの様な栄誉に輝いたことは同窓会員一同の誇りであり、このホームページに掲載することで祝意を表したいと思います。

〔広報委員長;岸本泰志(1971化卒)記〕

 

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