【!!あと1週間!!】今年のASCチャリティブース寄付先のご紹介

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バングラデシュ南部避難民支援

 アジアで過去最大規模の難民問題をご存じでしょうか。20178月にミャンマーラカイン州で発生した暴力行為を逃れるため、約70万人が隣国バングラデシュへ避難してきました。日本赤十字社は20179月より救援活動を開始し、現在も活動を継続しています。

 2年経過した現在も、避難民たちは過酷な環境の中、毎日を必死な思いで生活しています。彼らは国民として認められていないため、恒久的な建物に住むことを禁止され、竹とターポリンで出来た簡易的な家に住んでいます。山を切り拓いて緊急的に作られた土地に、敷き詰められるように避難民たちの家々が建ち並んでおり、家の中はとても蒸し暑く、雨季の時期には雨風で容易に壊れてしまいます。また、教育を受けることや、仕事をすることも許されておらず、毎日配給された限られた食べ物を食べ、安全な水を手に入れることも難しい状況です。そういった環境の中で生活している避難民たちは、衛生状態を保つことが難しいため様々な病気にかかりやすく、十分な医療を受けられない現状があります。

 日本赤十字社は避難民たちに医療保健サービスを提供しています。診療所を開設し、地元医療スタッフと避難民ボランティアが協力して運営できるようサポートしています。また、避難民自らが病気の予防行動がとれるように、健康教育活動も同時に行っています。

 先行き不安な状況の中、劣悪な環境下での生活を強いられている避難民。依然として支援が必要な状況です。今回の募金は、日本赤十字社による保健医療支援に充てられます。

 皆様の温かいご支援に感謝しております。

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