同学会は、イスパニア語学科の現役学生、教員、卒業生が相互の親睦を図るために作られた組織で、現役の学生と教員で構成される「現役部会」と、第1期生から現在までの卒業生が構成する「卒業生部会」の2つの部会があります。

 

 同学会のルーツは、現在の外国語学部イスパニア語学科が創設される1958年以前にさかのぼります。上智大学でイスパニア語が初めて第二外国語として教えられたのは1953年で、その2年後の1955年には文学部に外国語学科(イスパニア語専攻)が開設されます。それから3年後の1958年、外国語学科は外国語学部に昇格し、「イスパニア語専攻」は現在の「イスパニア語学科」となります。初代学科長の大林多吉先生が、卒業後の進路を見据え、現役学生が卒業生との繋がりを持てる同学会創設を提唱され、関係者のご尽力により、1960年代の初め頃に同学会が創設されました。以来、同学会は継続されていますが、20085月に現在の形になり、卒業生が先導するイベントがより活発化しています。

 

このように、同学会は、現在の外国語学部イスパニア語学科の卒業生のみならず、前身の文学部外国語学科イスパニア語専攻の先輩方から脈々と受け継がれている、創設約60年の歴史ある「イスパ」の組織なのです。

現在の同学会の活動ですが、「現役部会」は1~3年までの学生代表が協議しながら、現役生向けのイベント(留学体験者の話を聞く会、就活のコツを先輩に聞く会など)を準備するほか、年1回の現役部会総会・懇親会を企画準備します。学年末に学年を越えてイスパ生が集まる懇親会は学科独自の名物イベントです。「卒業生部会」は毎年5月に開催されるAll Sophians' Festivalの折に、全卒業生を対象とした卒業生部会総会を開催し、同時に現役部会との懇親会を主催しています。第1期生から現役生までが集う懇親会も、歴史あるイスパニア語学科らしいイベントになっています。

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