2017年11月アーカイブ

今年もまた、メインストリート1号館前のクリスマスツリーが点灯しました。昨年から灯がともるようになったこのツリーのイルミネーションは、実はソフィア会が行っているものです。

 もともと、大学のクリスマス・イルミネーションは「カトリック学生の会」が始めたものでした。2001年、学生の会副会長だった佐藤淳さん(2002紳紳)が学内のひとつの木に電飾を取り付けます。佐藤さんは卒業後に急逝、その意志を受け継いだ同会が毎年続けてきましたが、費用がかかることから今ではソフィア会が実施するようになりました。日が暮れるのが早いこの時期、メインストリートを歩く学生たちに、少しでも温かい気持ちを持ってもらおうという気持ちが込められています。

 カトリックの大学ですから、クリスマス近くになると四谷キャンパスのあちこちで、いろいろなクリスマス・イルミネーションが出現します。たとえば、926日に竣工した北門にもシンボルツリーが植樹され、27日から点灯するようです。

母校のクリスマス・イルミネーションは、まさに冬の四谷の風物詩。1215日のASCの日、久しぶりに母校を訪れるソフィアンのみなさまもぜひご覧ください。


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ASCではブース出展者から収益金の一部を募金に充てていただくとともに、参加者のみなさまにも募金のお願いをしてきました。この募金活動は、今年のASCでもきわめて重要なテーマです。

今年は募金やブース出展の売上の一部を、「国際協力NGOケア・インターナショナル ジャパン(CAREインターナショナル・ジャパン)」の活動のひとつである東ティモールの子供たちへの学習雑誌「ラファエック」の制作・配布支援のために捧げます。

 東ティモールは16世紀からさまざまな国の支配下に置かれ、2002年にようやく独立したアジアでも最も新しい国。この間の混乱で多くの人命が奪われ、学校など国の公共サービスは大きな被害を受けています。

 この東ティモール支援に力を入れているのが上智大学の学生、須藤玲君(総合人間科学部教育学科4年)。東ティモールには2015年と2017年の夏に渡航、また20173月からCAREインターナショナル ジャパンでインターン・非常勤職員を経験しています(20181月末までの予定)。

 CARE2000年から、東ティモールでもっとも多くの人に理解される言語であるテトゥン語で生活に必要な情報や知識を掲載した学習雑誌「ラファエック」を制作・配布し、情報へのアクセスが特に困難な農村部の人々の自立支援を進めています。今年のASCでは多くの支援金を集め、CAREおよび須藤君の活動を支援したいと思います。

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写真など

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