ASCはソフィア会と上智大学の共催行事。そのため、15日には多くの大学関係者も参加します。

第一部の「ソフィアンの祈り」の司式司祭は角田佑一神父。共同祈願の「ソフィアンのいのり」は、教職員代表を早下隆士前学長が務めてくださいます。そして、締めくくりとして、上智学院の佐久間勤総務担当理事が「クリスマスのメッセージ」を述べられます。

第二部のパーティでは、上智大学の曄道佳明学長があいさつ。続く乾杯のあいさつは戸川宏一ソフィア会会長です。学院、大学、そしてソフィア会の主要メンバーが勢ぞろいし、みなさまとともに今年のASCをもりあげます。


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今年も、パーティの食事のケータリング・サービスは寺脇加恵さん(2000法法)にお願いしました。

寺脇さんは世界各国料理のフードソムリエとして有名ですから、ソフィアンにはいまさら紹介するまでもないですね。完全オーダーメイドスタイルで、イベントの趣旨に合わせて多彩な料理を提供しているケータリングシェフ。セミナー懇親会、法人ケータリングのほか、各大使館のパーティなどでもそれぞれの国の人たちに合わせた料理を提供しています。

ソフィア会では前常任委員や016年のASF実行委員長も務められました。まさに世界規模での東奔西走の毎日ですが、ASCでは無理を言ってケータリングをお願いしました。パーティでは、業者任せのいつもの"から揚げ焼きそば"とは断然違う食事が楽しめますよ。

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 今年のASCパーティでは学生団体のパフォーマンスが続きますが、アカペラサークルのラルブル(L'arbre de Harmonie)の出演が決まりました。

 上智大学唯一のアカペラサークルで、2008年に発足。J POP からジャズ、洋楽まで、さまざまなジャンルの音楽に、楽器を使わずに声だけで奏でるアカペラで挑戦しています。声を合わせて"ハモる"ことを通して、互いの考えや感情を知り、同じ何かを共有できることができる、という思いがあるようです。

 ラルブル自体は総勢200名が所属するインカレサークルですが、ASCではその中の精鋭が見事なハーモニーを聞かせてくます。ご期待ください。

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学生サークルのビッグバンド「New Swingjazz Orchestra」も今年のASCに登場します。

 サックス、トロンボーンなどの管楽器とギター、ピアノなどのリズム楽器、合わせて17,18人で編成されるバンド。主にSwingjazzいうJazzの一種を演奏するほか、時にFunkContemporary,またはFusionというジャンルの曲も演奏することもあるようです。

 サークルとしてはその歴史も古く、多数の他大学ビッグバンド(学バン)との交流の機会も持っています。

春のASF(オールソフィアンの集い)では、毎年のようにOBOGバンドがステージで演奏を披露していますが、15日には現役の演奏をじっくり楽しみましょう。

 

ASCは"オールソフィアンのクリスマス"ですから、卒業生だけでなく、もちろん多くの現役ソフィアンも参加します。パーティでも、さまざまなパフォーマンスも繰り広げてくれます。

今年も何組かの学生団体が参加してくれますが、そのひとつが管弦楽団の弦楽四重奏。上智大学管弦楽団(上智大学オーケストラ)からバイオリン、ビオラ、チェロの4人が集まってくれました。18:00からの第一部「ソフィアンの祈り」でも場を盛り上げてくれるほか、続くパーティではステージでクリスマス・メロディを演奏する予定です。

ソフィアンの祈りでは、昨年に続き上智大学聖歌隊も参加。現役パワーが祈りの場を演出してくれます。


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 ASCでは、会場の9号館地下カフェテリアに多くのブースも出店します。今回の募金活動の中心を占める国際NGOCAREをはじめ、ソフィアンズキルトソサイエティ、オフィスK、聖母看護学科同窓会(IMS)、ソフィア連携室、学生団体の奇術研究会、町屋セツルメントなどなど。

 特にいつも人気のソフィアンズキルトソサエティは、チャリテイを目的にしたパッチワークキルト作りをする同窓会。例年、ASFASCでは作品展示やチャリテイバザーを通じて寄付集めに協力し「 同窓会として親睦をはかりながら、小さな社会貢献ができることはこの上ない幸せ」と語っています。今年はどのような作品が机に並ぶか、楽しみにしている人も多いはずです。


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 菅家さんは元日本テレビのアナウンサー。現在はフリーアナウンサーとして活躍されているほか、日テレ学院や大学で講師を務め、「アナウンスの基礎」「会話表現」「自己演出法」などを指導されています。

 ソフィア会でも活躍、元常任委員(当時は常任幹事)を務められ、現在も代議員をされています。ソフィア会のさまざまなイベントでもお世話になっています。

 ASCでは第1回の司会をお願いしました。今回、ASCが記念すべき第10回目を迎えるにあたり、再度菅家さんにご協力いただくことになったものです。

今年もまた、メインストリート1号館前のクリスマスツリーが点灯しました。昨年から灯がともるようになったこのツリーのイルミネーションは、実はソフィア会が行っているものです。

 もともと、大学のクリスマス・イルミネーションは「カトリック学生の会」が始めたものでした。2001年、学生の会副会長だった佐藤淳さん(2002紳紳)が学内のひとつの木に電飾を取り付けます。佐藤さんは卒業後に急逝、その意志を受け継いだ同会が毎年続けてきましたが、費用がかかることから今ではソフィア会が実施するようになりました。日が暮れるのが早いこの時期、メインストリートを歩く学生たちに、少しでも温かい気持ちを持ってもらおうという気持ちが込められています。

 カトリックの大学ですから、クリスマス近くになると四谷キャンパスのあちこちで、いろいろなクリスマス・イルミネーションが出現します。たとえば、926日に竣工した北門にもシンボルツリーが植樹され、27日から点灯するようです。

母校のクリスマス・イルミネーションは、まさに冬の四谷の風物詩。1215日のASCの日、久しぶりに母校を訪れるソフィアンのみなさまもぜひご覧ください。


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ASCではブース出展者から収益金の一部を募金に充てていただくとともに、参加者のみなさまにも募金のお願いをしてきました。この募金活動は、今年のASCでもきわめて重要なテーマです。

今年は募金やブース出展の売上の一部を、「国際協力NGOケア・インターナショナル ジャパン(CAREインターナショナル・ジャパン)」の活動のひとつである東ティモールの子供たちへの学習雑誌「ラファエック」の制作・配布支援のために捧げます。

 東ティモールは16世紀からさまざまな国の支配下に置かれ、2002年にようやく独立したアジアでも最も新しい国。この間の混乱で多くの人命が奪われ、学校など国の公共サービスは大きな被害を受けています。

 この東ティモール支援に力を入れているのが上智大学の学生、須藤玲君(総合人間科学部教育学科4年)。東ティモールには2015年と2017年の夏に渡航、また20173月からCAREインターナショナル ジャパンでインターン・非常勤職員を経験しています(20181月末までの予定)。

 CARE2000年から、東ティモールでもっとも多くの人に理解される言語であるテトゥン語で生活に必要な情報や知識を掲載した学習雑誌「ラファエック」を制作・配布し、情報へのアクセスが特に困難な農村部の人々の自立支援を進めています。今年のASCでは多くの支援金を集め、CAREおよび須藤君の活動を支援したいと思います。

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