ASCではブース出展者から収益金の一部を募金に充てていただくとともに、参加者のみなさまにも募金のお願いをしてきました。この募金活動は、今年のASCでもきわめて重要なテーマです。
今年は募金やブース出展の売上の一部を、「国際協力NGOケア・インターナショナル ジャパン(CAREインターナショナル・ジャパン)」の活動のひとつである東ティモールの子供たちへの学習雑誌「ラファエック」の制作・配布支援のために捧げます。
東ティモールは16世紀からさまざまな国の支配下に置かれ、2002年にようやく独立したアジアでも最も新しい国。この間の混乱で多くの人命が奪われ、学校など国の公共サービスは大きな被害を受けています。
この東ティモール支援に力を入れているのが上智大学の学生、須藤玲君(総合人間科学部教育学科4年)。東ティモールには2015年と2017年の夏に渡航、また2017年3月からCAREインターナショナル
ジャパンでインターン・非常勤職員を経験しています(2018年1月末までの予定)。
CAREは2000年から、東ティモールでもっとも多くの人に理解される言語であるテトゥン語で生活に必要な情報や知識を掲載した学習雑誌「ラファエック」を制作・配布し、情報へのアクセスが特に困難な農村部の人々の自立支援を進めています。今年のASCでは多くの支援金を集め、CAREおよび須藤君の活動を支援したいと思います。
コメントする