「第4回地域ソフィア会全国大会 2012北海道大会in函館」が盛会裡に終了
大会内で、北海道マスコミ・ソフィア会を開催
「北海道の現状と青春時代のホロ苦い思い出に花が咲く」
2012/10/13
文:磯浦康二('57文新)、向山肇夫('63法法)
10月6日(土)~7日(日)に「第4回地域ソフィア会全国大会 2012北海道大会in函館」が、函館市の函館国際ホテルで開催され、北海道、東京、九州など全国各地からソフィアン240人余が集まり成功裡に終了。来年迎える「母校百周年」に大きく弾みがつきました。
マスコミ・ソフィア会からは山田洋子さん、小林宏之さん、大堀隆之さんほか、筆者の向山肇夫、磯浦康二が参加しました。(山田洋子(フリーライター・'77外独)、小林宏之(元NHKアナウンサー・'61文新)、大堀隆之(元NHKアナウンサー・'61外露)、向山肇夫(医学書院出版・'63法法)、磯浦康二代表幹事(元NHKアナウンサー・'57文新))
(ソフィアンズファミリーの集い・マスコミ・ソフィア会ブース)
大会の中の各種ソフィアンズファミリーの集いで「北海道マスコミ・ソフィア会」を開催いたしました。
前札幌ソフィア会会長の村松良彦氏(元北海道新聞記者・'58文新)に中心となっていただき、東京から参加した我々マスコミ・ソフィア会の面々と、北海道の話題を中心に様々な話が交わされました。
(ソフィアンズファミリーの集い・マスコミ・ソフィア会ブース)
プロ野球北海道日本ハムファイターズ優勝の話。また建設進む北海道新幹線、石川啄木生誕120年の話、東日本大震災被災者6,000人が北海道に移住している話なども出ました。
石川啄木については、村松氏から資料が提供されました。啄木の短歌
「しんとして幅廣き街の秋の夜の 玉蜀黍(とうもろこし)の焼くるにほいよ」
を見て筆者磯浦は、札幌に勤務した頃の大通り公園を思い出し、美味しい北海道の玉蜀黍の味について語りました。
また、前日の10月5日(金)に行われた行燈行列デモについても話が出ました。函館に到着したメンバーが夕刻、市内の函館市役所前を歩いていた時「大間原発ハンターイ!」「イカモタコモ ハンターイ」と声を挙げながら行進したのです。この行燈行列を見かけたのです。
(函館市役所前の大間原発反対行燈行列)
これは、東日本大震災による福島第1原発事故の後、青森県の大間原発は工事を休止していたが、10月1日に電源開発が工事再開を宣言したことへの抗議の行燈行列でした。函館と大間は津軽海峡を挟んで20キロしか離れていないので、函館市民としては人ごとではなく、毎週金曜日の首相官邸前デモに合わせて約80人が市役所周辺を行進しています。
(函館市役所前の大間原発反対行燈行列)
さらに上智学生時代の話となり、新聞学科長で「新聞原論」を担当した小野秀雄教授にお世話なった思い出や、NHKや北海道新聞を受験した時の裏話も飛び出しました。そして青函連絡船がまだ現役の頃、地方放送番組「ラジオ連絡船」を担当し苦労したことや函館の路地裏の魚の旨い店の話題などに花が咲き、大いに親睦を深めることができました。(了)