昨年12月26日に逝去された故 ヨゼフ・ピタウ大司教の葬儀ミサと告別式が1月14日(水)午後1時半から、東京四ツ谷の聖イグナチオ教会主聖堂で厳かに挙行された。正面にピタウ先生のにこやかな写真が飾られ、天皇・皇后両陛下の花も飾られて約1,300人が参集。式は宗教法人カトリックイエズス会、学校法人上智学院の共催で、梶山義夫イエズス会日本管区長の主司式、50人の司祭による共同司式。髙祖敏明上智学院理事長が福音朗読、続いて説教を行いピタウ大司教の宣教と愛と感謝に満ちた一生を紹介。
告別式では和泉法夫前ソフィア会会長が弔辞で、上智大学が大学紛争で苦難の時代に、学生に理解を示しながらも、ここぞという時には毅然とした態度で事態を解決に導かれたなど思い出を語った。
最後に讃美歌と校歌の流れる中、参集者が花を手向けた。
2014年12月27日
12月26日21時55分、ピタウ先生が逝去されました。享年86歳。脳幹梗塞とのこと。
イタリアの弟さまたち、ロヨラハウスの皆さまに見守られ、いまはロヨラハウスにいらっしゃり、29日に荼毘に訃されるそうです。日本での葬儀ミサは、1月14日13時半からの予定。詳細は今後ソフィア会ホームページに掲載予定。
ヨゼフ・ピタウ氏は、イタリア、サルデーニャ州ヴィッラチードロの生まれ。
1945年にイエズス会に入会。1952年、スペイン・バルセロナ大学にて哲学を修めた年に来日。
1960年上智大学大学院神学研究科修了。1963年にハーバード大学大学院政治学研究科を修了、日本の政治史に関する論文で博士号を取得。
1966年より上智大学法学部政治学教授、その後1968年から1981年まで上智大学学長を務められました。(wikipediaより引用)