エジプトレポート(アレキ編5) ナショナルチームの男子選手とその試合風景
上智柔道部OB・OG会の皆様
けがをしていてこの試合には出れなかった選手も2人ほどいましたが、韓国のグランプリで2位になった重量級の選手やパリ大会81キロ級の出場者、国内の選手権で66キロの優勝者、73キロ準優勝者(この2人はアレキサンドリア大学の私の生徒になります)等も参加し、同じ階級及び近似の階級がそれぞれ総当たりといった形式で試合が行われました。
背中や横腹を握る選手もいましたが、ほとんどが袖と襟握るオーソドックスなスタイルで試合を行っていました。全員が守るよりも攻めに出ているのが目立ちました。また技掛ける時は力いっぱいそのまま相手を倒すのだという元気さが見られました。結果はほとんど立ち技の一本で決まった為、写真が追い付かずうまく取れませんでした。エキジビションとはいえ全員真剣で特に66キロと73キロの選手の試合は、有効で73キロの選手が勝ったが66キロの選手の悔しがり様はすごかったです。
写真で見ていただくとお分かりの様に皆若くまたごっつく、私も試合後の稽古に参加するのが怖くなった位です。カウンターパートの先生が小山先生は寝技が得意云々と皆に紹介してくれたので、81キロと90キロ級の選手と寝技乱取り行いました。力で来る相手は得意なので結構いいところを見せて終わり、所期の目的は果たせましたので、これで今後当分無理する必要もなくなったと言えるでしょう。
写真説明致します(左から)。
2番目 小外掛1本
3番目 組手
4番目 出足払い一本
5番目 皆大きくごっつく強そう私が華奢に見える。
アレキ編6に続く。
アレキサンドリア大学 柔道指導 小山 繁