ソフィア祭2日目の11月3日にパラリンピックスポーツ支援企画として、「ボッチャ体験会と報告会」を開催しました。
日本選手権を控えご多忙にも関わらず、一般社団法人日本ボッチャ協会の強化部長村上光輝氏[2012年ロンドン大会(7位)、2016年リオ大会(銀メダル)の日本代表チームコーチ]にお越しいただき、パラリンピックスポーツと共生社会」をテーマとした講演会と体験会を第二体育場にて実施いたしました。
参加者は、早下前学長をはじめ、お子さん連れで参加されたご家族らなど21名でした。
講演会で上映された試合の場面は緊張感、臨場感にあふれ、息を飲む感動ものです。体験会はコート内に置いた紙の上にチームでボールを速く置くことからスタート。簡単なことながら、その為の戦略やチーム内コミュニケーションが大切です。
続くミニゲームでは、オセロや囲碁のような戦略性の高さ、奥深さに一喜一憂し、改めてボッチャ競技の素晴らしさ、楽しさに触れることができました。
また、リオ大会での障がい者対応や選手村こぼれ話なども興味深く聞くことができました。
健常者が良かれと思って陥る、障がい者に対する対応のミスマッチ(トップアスリートに開栓した飲料提供は厳禁)など、競技においても普段の生活においても、コミュニケーションさえしていれば問題のないことなのに、コミュニケーションせずにやってしまっていることの多さを思い知らされました。
来年3月に海外チームを招聘しての強化試合が三重県にて開催される予定です。語学ボランティアも必要になるとのことですので引き続き情報を共有していきたいと思います。
最後にご協力をいただきました学生センターとSOPPの関係者の皆様とオリパラ情報会員の皆様に感謝申し上げます。
(ソフィア会オリパラ委員会 副委員長 鈴木謙)