上智大学法学部卒業生の皆さんの「学生時代の思い出」を不定期に掲載しています。あんな人、こんな人、いろんな人が登場しています。
第6回目は星野正樹さんです。
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一年時に、全学クラス別必修の人間学で、フィリピン出身のアビト先生から試験答案を返却されたときのことはよく覚えています。なんと私は、外国人の先生から母語である日本語の誤りを指摘されたのです。とても恥ずかしい思いをしました。
三年時に初めて外国に行き、ニューヨークの国連本部を見学したとき、ガイドが私の上智大学のロゴ入りシャツに気付いて、「上智の学生か?自分もそうだった」と話かけてくれました。非常に嬉しく、上智という国際的な大学にいてよかったと感じました。
四年時、経済法の松下満雄教授のゼミに所属しました。先生のユーモアあふれるお話は楽しく、日米経済摩擦の法的側面とのテーマでは、米国法の「域外適用」に触れ、その後も役立ちました。
星野正樹(法学部法律学科 1981年卒)
東京都出身
ソフィア会代議員
上智大学法学部同窓会役員
IHI、大和証券勤務