上智大学法学部卒業生の皆さんの「学生時代の思い出」を不定期に掲載しています。あんな人、こんな人、いろんな人が登場しています。

第8回目は中村大利さんです。

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野球と先生方と仲間たち

大学に入学金納入と同時に、野球部合宿所に。入学式に出た記憶は無い。

昭和39年東京オリンピックの開会式の五輪の輪をグラウンドから口を開けてみていた。東都大学野球連盟の2部に昇格したのが、昭和41年。この時は、学長先生をも含め、当時6,000人の学生の内、3,000人が神宮球場へ、神宮球場から大学まで歩いて、凱旋した。上智の野球熱の高揚の最盛期であった。体育会は野球部とサッカー部が花形であり、体育会本部が体育会を纏めていて、当時の仲間とは今も楽しく、酒を酌み交わしている。

法学部に入学した時と同時に北海道から、品川、内田、石田先生が着任され、比較的自由であった環境が一変したと先輩から伺っている。各先生方は若く、3人揃ってゼミ合宿を行われ、夜一杯ご一緒するのが楽しみであった。お仲間には、粕谷さん、中島さんがおられた。内田先生にご指導頂き、「交通事故の故意と過失」という題で作文を書かせて戴き、会社受験の際提出させてもらった。石田先生とは、会社時代に研究会をお願いし、「D&O役員賠償保険」の開発時ご指導を戴いた。

学長先生が率先して就活指導を戴いた。
は別棟で、理事長・学長には簡単にはお目に掛かれないが、当時は学生の自分も学長室・理事長室には自由に出入りする事ができた。学生数も少なく、個人的に学生を覚えておられ、非常に家庭的な学園であった。

学園紛争
体育会の現役OBを集め、自警団?
ワイシャツは破られ、スクラムの中殴られ、メガネを壊された記憶が生々しく残る。大泉学長が退任され、守屋新学長が就任されて「学園から大学に」変身した。

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中村大利(法学部法律学科 1969卒)
三井住友海上火災保険(株)執行役員関西営業本部長を退職後
公益財団法人自動車リサイクル促進センター資金管理センター担当理事
上智大学体育会硬式野球部OB会 前会長
上智大学法学部同窓会副会長、ソフィア会代議員

2017年5月28日(日)オールソフィアンの集い(ASF)に合わせて、法学部同窓会(SLA)も午後1時から3時まで、2号館407教室にて会員大会と懇親会を開催しました。

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会員大会では、この1年間の活動報告と財務報告を行い、本年作成した法学部同窓会特製の今治タオルマフラーの紹介、乾杯の後は、法学部設立60周年を記念して、ご活躍中の実業家、法学部OB・塩田周三さん(法国・1991年卒・ご経歴は後述)による最新グラフィックスアニメーションの世界や、製造業からエンターテイメントの世界へ転身された異色のキャリアに関する講演が行われました。 

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辻会長からご挨拶と活動報告

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川上財務委員長から会計報告

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三溝副会長(右)と石丸さん(同窓会役員)によるSLA特製今治タオルの紹介

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中村副会長による乾杯

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上田さん(同窓会役員)による講演司会

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塩田さんによる異色のキャリアと世界最先端のコンピュータグラフィックスの講演

講師: 塩田周三さん(上智大法学部国際関係法学科1991年卒)
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新日本製鐡株式会社入社後、ビジネスコンサルタントを経て株式会社ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画、1999 年ポリゴン・ピクチュアズ入社。2003 年 代表取締役に就任、米国TV シリーズ制作や海外市場をターゲットにしたコンテンツ企画開発を実現。Prix Ars Electronica(豪州)、SIGGRAPH(米)では日本人初の部門審査員を歴任、2008年には、米国アニメーション専門誌「Animation Magazine」が選ぶ「25 Toon Titans of Asia(アジア・アニメーション業界の25傑)」の一人に選定された。2012年に『超ロボット生命体トランスフォーマープライム』のエグゼクティブプロデューサーとして第39回デイタイム・エミー賞アニメーション番組特別部門最優秀賞を受賞。2016年アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員を務める。
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聞き入る参加者のみなさん

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質疑応答

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宍戸副会長のリードに合わせ肩を組んで上智大学校歌を高らかに

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受付もおつかれさまでございました
参加者のみなさん、実に楽しかったですね。また会いましょう!

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撮影にご尽力いただいた同窓会役員の宮崎さん、渡邉さん、ありがとうございました! 
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第7回目は磯恵一さんです。

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早稲田大学の法学部を卒業した友人から聞いた話ですが、早大には「THE 法学部」と「A 法学部」の二つの学部があるそうです。

我々の時代には上智大学にも二つの法学部があって、私が卒業したのは「ア ホウ学部」の方でした。「A 法学部」の学生は「THE 法学部」の学生とは一線を画していて、教室よりも喫茶店や雀荘に出入りする機会の方が多かったようです。

「A」の方に所属している学生は試験開始の1ヵ月くらい前になると妙にそわそわし、自分が履修していたはずの科目をチェックしたりします。そして「THE」の方に所属している女子学生に「また、ノートを貸して欲しいんだけど」などと頼みます。

「A」の学生は、成績評定の際に出席率が重視される科目よりも「試験一発勝負」とよばれる科目を好んで履修し、「THE」の学生が6ヶ月間の授業で学んだことを2~3週間の勉強で覚えてしまおうとします。そこには当然ムリがあり、友達と手分けして過去問の回答をつくり、ヤマが当たることを祈って試験会場に入ります。そんなことを繰り返しつつも、かろうじて卒業できました。

今になって、あの頃もっと勉強しておけばよかった、と思うこともありますが、当時に戻ることがあれば、また同じことをしているような気もします。法学部同窓会が主催するイベントやセミナーには「THE」も「A」も区別なく、楽しく参加できますので、どこかでお会いできればと思います。

磯 恵一(法学部法律学科 1992卒)
上智大学法学部同窓会役員

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第6回目は星野正樹さんです。

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一年時に、全学クラス別必修の人間学で、フィリピン出身のアビト先生から試験答案を返却されたときのことはよく覚えています。なんと私は、外国人の先生から母語である日本語の誤りを指摘されたのです。とても恥ずかしい思いをしました。

三年時に初めて外国に行き、ニューヨークの国連本部を見学したとき、ガイドが私の上智大学のロゴ入りシャツに気付いて、「上智の学生か?自分もそうだった」と話かけてくれました。非常に嬉しく、上智という国際的な大学にいてよかったと感じました。

四年時、経済法の松下満雄教授のゼミに所属しました。先生のユーモアあふれるお話は楽しく、日米経済摩擦の法的側面とのテーマでは、米国法の「域外適用」に触れ、その後も役立ちました。

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星野正樹(法学部法律学科 1981年卒)
東京都出身 
ソフィア会代議員
上智大学法学部同窓会役員
IHI、大和証券勤務
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第5回目は宮崎輝雄さんです。

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私の学生時代の想い出は1年生の頃から本格的に携わってきた語劇祭実行委員会に尽きます。毎年12月初旬に平河町砂防会館で各語劇を上演するイベントです。1年生の1968年の時は気楽にやっていたのですが、12月の語劇祭の前に学園紛争の影響もありにわかに慌ただしくなりました。

そのため翌69年の語劇祭参加グループは3か国語程度に減り、各語劇から派遣されている実行委員も激減。私の所属のドイチェルリンクはその年も公演をすると言う事で私は実行委員会に残りました。
そして副委員長を拝命。とは言っても総勢は実行委員長とたった2人。翌70年には実行委員長をやらざるを得ないと覚悟を決めておりました。

69年の公演の時にいつもお借りしていた会場が翌年には借りられないと砂防会館から言われてしまいました。それで、翌年年明け早々から会場探しに奔走。当時はネットなど無く、都内にある公会堂やホールなどを電話帳で片っ端からリストアップし一覧表を作り当たってみる。日程や予算など念頭に入れあちこちと足を運びこまめにチェックし交渉をする。今と違って当時の公会堂はボロの極み。赤坂公会堂、杉並公会堂などその典型。千代田公会堂は演劇公演には向かない手狭さ。四ツ谷の母校から比較的近くて交通に便利な所として最終的に中野区公会堂に決定。今ある中野ZEROホールの前身。平らな地形にあり大道具の搬入なども容易に出来そう。そして何よりも中野区公会堂の職員さんたちがとても親切で親身になってくれました。

会場が決まれば次は講演を希望する語劇グループに打診。もともと参加予定のフランス語、ドイツ語の他イスパニア語、ロシア語、ポルトガル語の各関係者と相談。結局、イスパとロシア語が参加決定。ポル語は最終的にまとまり切れず公演を断念。
3年生の新学期の単位登録では、必要最低限の30単位しか登録をせず、1単位でも落とすと進級に影響が出かねない背水の陣でスタート。

語劇祭実行委員会の仕事は、各語劇と協力し演劇公演を成功させること。そのためには各語劇グループへの大学からの援助補助を確保すること。まずは稽古をするための会場確保。これは使用する前月までに学生生活課に申請をしますが、当時の学生生活課の職員の皆様にはいつも温かい言葉と支援を頂きました。赤崎さんや課長さんなど皆さんに可愛がっていただき概ね1号館を稽古場として割り振っていただきました。

語劇祭のパンフレット作成に当たっては、諸先輩方を回って広告を掲載していただき広告料をいただくのも大事な仕事でした。また、日本語や英語と違って各語学とも特殊な文字を使うため印刷屋さんが限られていて、原稿や版下、ゲラなどの交渉、校正など印刷屋のある音羽まで足繁く通いました。

大学から支給される活動費は各語劇に配分してしまうため、語劇祭実行委員会としての活動費が枯渇してしまうこと暫し。どうしてもの時は顧問でありましたピタウ理事長にご相談に行くとポケットマネーを下さいました。神父様にお金を頂くなどとても恐れ多いことでした。

夏も過ぎいよいよ秋となると各劇の関係者も慌ただしくしていました。記憶が定かでないのですが、各語劇に入場券付のパンフレットを配布し、その上がりを活動費の回収に充ててもらいました。各劇では仲間内でノルマがあったようにも聞いています。いよいよ語劇週間が始まり各劇ともそこそこに入場者があったように記憶しています。

初日がドイツ語劇、その後の順番は忘れましたが、それぞれの劇でのカーテンコールを舞台のそでで毎日見ていてこちらまで感激してきました。1年間の皆さんの稽古や努力を見てきましたのでそれは人塩でした。
全部の劇が無事打ち上げを迎えた時には、この一年を振り返り万感の思いがこみ上げてきました。今振り返るとその一年間は自分にとっての一生の宝物になったと思いました。今でもその時一緒にやってくれた各劇の皆さんには心から感謝を申し上げます。

当然のことながら4年の時は他のみんなとは異なり朝から晩まで授業に明け暮れ、就職内定先からも必ず卒業するようにと発破をかけられていました。そんな慌ただしかった3年、4年の時でも暇を見つけては旅行に出かけてました。忙しい時ほど時間の遣い方は上手くなるものですね。

宮崎輝雄
法学部 法律学科 
1972年
不動産鑑定士
上智大学法学部同窓会役員
上智大学ソフィア会広報委員 
SNSソフィア会代表

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2017年は法学部設立60周年です。奮ってご参加ください。

上智大学法学部同窓会企画・主催
セミナー "法と実務の最前線"リーズ 第9回

日時:2017年3月23日(木)18:30~20:00
会場:法学部大会議室(2号館13階)
テーマ:トランプ政権のTPP離脱 ― 日本の針路を探る
講師:福島 政裕 東海大学政治経済学部特任教授
     
<講師からのひと言>
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉で日本と連携してきた米国。その指導者となったトランプ氏が2017年1月23日、「TPP交渉から永久に撤退する」旨の大統領令に署名。日米同盟を深めるはずのTPPが絶望的になり、TPP交渉参加国の足並みも乱れるなど、米国離脱後の構図は描けていません。

TPPに関する著作は少なくありませんが、TPP協定の内容を踏まえた研究は緒に就いたばかりです。TPP交渉は秘密裏に進められ、情報開示はごく一部にとどまっていたためです。

このセミナーでは、政治と経済の総合的視点から、TPPとはどのようなものであり、日本は米国のTPP離脱後の世界にどのように対応したらよいかを探ります。

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「法と実務の最前線」セミナーは、主に、民間企業や官庁などにおいて法律関係の実務にたずさわっている法学部同窓生や、学問研究をおこなっている法学部所属教員を講師としてお迎えし、昨今の立法事情、行政運営、判例の動向など踏まえつつ、できるだけホットでタイムリーな話題を取り上げ、解説なり検討なりを加えていただこうとするものです。

専門性に富んだテーマが展開していくことになりますが、"法と実務の最前線"に接することのできる良い機会ですので、分野を超えた多数の方のご参加を期待しております!

法学部同窓生のほか教職員、大学院生、そして他学部の卒業生も無料で参加できます。

問合せ・申込み: hougakubu-alumni@sophiakai.gr.jp
※お申込みの際は、氏名・卒年・学部・学科をご記入願います。

上智大学法学部卒業生の皆さんの「学生時代の思い出」を不定期に掲載しています。あんな人、こんな人、いろんな人が登場しています。

第4回目は宇佐美諭さんです。

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大学を卒業して40年余り。卒業間近の1ヶ月ほど、寝袋と柔道着を持って出掛けたヨーロッパとモロッコの旅が忘れ難い。旅行会社に勤めていた柔道部の先輩から、格安航空券があるので行ってみないかと誘われたのがきっかけである。親に頼み、費用は工面できた。

ユーレイルパス(乗り放題ヨーロッパ鉄道パス)を利用し、パリからノルウェーのベルゲンまで北上、その後スペインまで南下し、モロッコまでジブラルタル海峡をフェリーで横断する、自由気儘な一人旅であった。雪の積るベルゲンではホームシックを経験した。スイスではアルプスの雄大な風景が気に入り、インターラーケンに数日滞在した。


日本を発つ前、柔道部の先輩からモロッコ在住の日本人柔道家を訪問するよう依頼されていたので、首都ラバトにあるその方の自宅横の道場で1週間ほど稽古をした。奥様はアルジェリア人で料理上手、朝食に出してくれた子羊の料理は全く臭みがなく、羊肉へのイメージを一新した。その間、車に同乗し、カサブランカにも柔道の練習に行った。オリンピック選手もおり、柔道が盛んなのに驚いた。

今振り返ると、若いからできた大胆でハードな旅であったが、この体験を通じて視野が世界に拡がり、後の人生の大きな糧になった。その2年半後に直面した米国での勤務も臆することなく、乗り切ることができた。今振り返れば、あの旅で出会えた全ての人に感謝したい気持ちで一杯である。

宇佐美諭(うさみ さとし)

法学部 法律学科 1975年3月卒
元 上智大学体育会柔道部OB会 会長
智大学ソフィア会 常任委員
上智大学法学部同窓会 副会長

(いずれも写真の一番左が宇佐美さんです)


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上智大学法学部卒業生の皆さんの「学生時代の思い出」を不定期に掲載開始しています。あんな人、こんな人、いろんな人が登場しています。


3回目は辻伸行さんです。

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1
9704月に上智大学法学部に入学したころはまだ大学紛争が続いており、その翌年の秋であったと思うが、ヘルメットをかぶった学生の乱入より授業が中断され、別の教室に移動して授業を受けた思い出がある。短期のロックアウトもあり学期末試験は3月に入ってから行われたのではなかったかと思う。


1973
年にはオイルショックがあり、町のネオンサインが消え、冬の授業は暖房のない教室で先生も学生もオーバーコートを着込んで行われた。キャンパスを行き交う今の学生の姿を見ると、隔世の感がある。


その後上智の大学院を出て、上智に戻ってきたのは
15年後の19954月である。上智に学ぶ学生の数も私の学生時代より大幅に増え、また、図書館をはじめとして新しい建物が次々建てられていた。大学の知名度もいっそう高くなっていた。


学生として学んだ期間を合わせると
31年間上智大学にお世話になったことになる。良き師、良き学生に恵まれて幸せな大学人であったと思っている。

 

伸行(つじのぶゆき) 
法法
1973卒(19743月)

元上智大学法学部教授

上智大学法学部同窓会 会長

 

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新年あけましておめでとうございます。


昨年
12月から上智大学法学部卒業生の皆さんの「学生時代の思い出」を不定期に掲載開始しています。あんな人、こんな人、いろんな人が登場しますのでお楽しみに。


2回目は菅原裕二さんです。

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私は、岩手県の公立高校を卒業して
19764月に法律学科に入学しました。学園紛争はほぼ収束し、ピタウ先生が学長になって8年目の年でした。その頃は、法律学科4クラス(35から38クラス)で、現在に比べると推薦入学の学生の割合も、女子学生や現役合格の比率も低かったように思います。4年次のゼミは佐藤功先生でしたが、ゼミ以外は課外活動(陸上部・体育会本部)とアルバイトばかりで真面目な学生とは言えませんでした。


学長になってからもピタウ先生は「政治思想史」の講義は続けておられ、クリスチャンの私は
1年生の時から目をかけていただきました。法学部には粕谷友介先生やホセ・ヨンパルト先生、仙台教区の安井光雄先生など、神父様もいらっしゃいましたし、カトリック学生の会に所属し、学生寮に住んでいたこともあって、上智会館3階の聖三木聖堂にも教授館(SJハウス)内のクルトゥル・ハイムにも足繁く通いました。


在学中にたくさんの信者の学生と多くのイエズス会員に出会えたことが私の生涯の方向性を定め、卒業して
7年後、神学の勉強のために送られたローマでピタウ先生と再会することになりました。

 

菅原裕二(すがわらゆうじ) 
法法
80年卒 

イエズス会司祭
教皇庁立グレゴリアン大学教会法学部教授

現在、法学部長

 

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これから上智大学法学部卒業生の皆さんの「学生時代の思い出」を不定期に掲載していきます。あんな人、こんな人、いろんな人が登場しますのでお楽しみに。

 

第1回目は新井満さんです。

 

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れんぎょうの花


19
歳の6月、もう少しで死ぬところであった。ふるさと新潟の高校を卒業して上京し、上智大学に入って2か月後のことである。四谷キャンパス内にある男子学生寮に住んでいた私は、深夜もうれつな腹痛で目を覚ました。喉から腹の中に無理やり生け花に使う剣山を突っ込んでかきまわしたような痛さと言えば想像がつくだろうか。救急車で病院にかつぎ込まれ、直ちに開腹手術を受けたのだが、腹の中は血の海だった。急性の十二指腸潰瘍である。一命はとりとめたものの、術後の経過が思わしくない。結局、故郷に帰され、大学一年生を休学することになった。

     

翌春、復学した。もう一度、大学一年生をやりなおすのだ。しかし私には体力も気力もなかった。手術前80キロあった体重は半減して、まるで幽霊のようであった。生きるために必要な目標や希望や理想や感動や情熱は、何もなかった。たったの19歳で、すでに充分な歳月を生きてきたような気がした。死のうと生きようと大した違いはなさそうだ。そうだ、いっそ死のうか...。毎日死ぬことばかり考えていた。

 

よく晴れた日曜日の午後、久しぶりで四谷キャンパスの横にある土手の上を歩いてみた。ふと足が止まった。何かひどく珍しい光景がいきなり目に飛び込んできたからだ。心をしずめ、もう一度よく見ると、それはれんぎょうの花なのである。黄色いれんぎょうの花が土手の上の小径をおおいつくすように咲き乱れていたのだ。

 

〈美しい...〉心底から思った。それは一所懸命咲いている小さないのちと、生まれて初めて真正面から向き合った瞬間だったかもしれない。こんな美しいものと出会えるならば、この世もまんざら捨てたものではないな。そうして私は決心したのだった。〈もう少しだけ、生きてみよう...〉

 

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法学部同窓会(SLA)は10/26(水)、鶴舞カントリー倶楽部において第3回上智大学法学部(SLA)ゴルフコンペを開催しました。

当日は、時期外れの暑い日差しの下、総勢17人・5組に分かれて和気藹々の中、ラウンド。その後、懇親会場に一堂に会して、会食しながらの楽しいひと時を過ごしました。

福田和夫さんが昨年に引き続き優勝、上田輝彦さんが同点準優勝(新ぺリア方式)となりました。本ゴルフコンペの運営にあたりましては中村大利さん、前回に引き続きのご準備や当日の切り盛り、ありがとうございました。

上智大学法学部同窓会(SLA)は、セミナーシリーズ「法と実務の最前線」(第8回)を11月15日(火)18:30から法学部大会議室(2号館13階)で開催します。テーマは「南シナ海仲裁裁判の意義」。講師は江藤淳一上智大学法学部教授です。

今回のセミナーの主旨について、講師の江藤教授は次のように述べています。

「今年7月12日の南シナ海仲裁裁判の判決は、中国の南シナ海に対する権利をほぼ全面的に否定する内容のものとして注目を集めました。しかしこの裁判は、裁判所の管轄権に大きな制約があるなかで行なわれたものであることはほとんど伝えられていません。本来、この紛争は、スプラトリー諸島などの帰属と関連海域に対する主権的権利をめぐるものですが、フィリピンの申立てにはそれらの点は含まれていなかったのです。にもかかわらず、巧みな請求が功を奏し、中国が行なうと想定された主張をほぼ全面的にしりぞける判決となっています。

このセミナーでは、以上の点を踏まえたうえで、日本にとっても頭が痛い「島」と「岩」の区別の問題を含め、この裁判の国際法上のいくつかの論点について解説を加えたいと思います」

法学部同窓会の「法と実務の最前線」は、主に、民間企業や官庁などにおいて法律関係の実務にたずさわっている法学部同窓生や学問研究をおこなっている法学部所属教員を講師として迎え、昨今の立法事情、行政運営、判例の動向など踏まえつつ、ホットでタイムリーな話題を取り上げ、解説・検討を加えようとするものです。

無料でどなたでも参加できます。分野を超えた多数の方のご参加をお待ちしています。


日時:2016年11月15日(火) 18:30~20:00
場所:上智大学法学部大会議室(2号館13階)
対象:法学部同窓生ほか教職員、大学院生、他学部の卒業生
参加費:無料

問合せ・申し込み:hougakubu-alumni@sophiakai.gr.jp
法学部同窓会会長
辻伸行(1974法法)

法学部同窓会(SLA)は10月26日(水)、「第3回ゴルフ大会」を開催します。

コースは千葉県市原市の鶴舞カントリークラブで、圏央道の市原鶴舞インターから5Km以内に位置し、70万坪の雄大な自然に包まれています。

お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
 
 
1.開催日:10月26日(水曜日)
 
2.場所: 鶴舞カントリー倶楽部
    住所 〒290-0515 千葉県市原市田尾1293-2
    Tel  0436(88)2211
 
3.スタート: 西コース OUT9時00分から5組を予定
     *キャディなしのセルフプレイ
 
4.競技方法: 18ホールストロークプレイ、新ぺリア方式による
 
5.費用: 1万5千円(プレイ代、昼食、懇親会、商品代を含む)(概算)
  *アルコールなどは個別精算とさせていただきます
 
6.申し込み  hougakubu-alumni@sophiakai.gr.jp
                               
法学部同窓会会長 辻伸行
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2016
616日(木)1830から、法学部同窓会(SLA)はセミナー「法と実務の最前線」第7回「認知症患者の事故とその責任」を行いました(2号館13階法学部大会議室)。


講師は伊藤栄寿上智大学法学部准教授。同准教授は冒頭、今年(
2016年)31日に最高裁判所が示した「は認知症になった高齢者が起こした鉄道事故についてJR東海の損害賠償請求を棄却、その家族の責任を否定した」判決文を紹介。

その後は、私たちの身近なこの問題について、参加者全員がディスカッションに参加する中で議論が進みました。伊藤准教授が議論にあたって提起したのは①加害者家族として考える、②被害者として考える、③制度として考える、の
3つの視点。

それぞれ①については、どこまで介護をすれば責任を免れるのか、介護をしなければ責任を逃れるのか、②については、なぜ誰にも損害賠償請求ができないのか、加害者が資産家であった場合、請求できないのは不当ではないか(加害者遺族は、責任を負わず相続をできるコツになる
)、③については、責任保険の導入、高齢化社会における認知症患者、成年後見制度のあり方など、を示しました。

ディスカッションでは本件裁判での焦点となった民法
709条、714条についての適用にとどまらず、参加者からは国の政策や保険、介護のあり方まで幅広い意見が寄せられ、関心の高さが伺い知れるセミナーとなりました。参加者からは、「今回の最高裁判決は高齢化社会への国としての賠償責任制度改革に一石を投じたものとなればよい」などの声も寄せられました。

そして、セミナー終了後は恒例の懇親会。ここでも、講師を含め幅広い意見を聞くことができました。

梅雨明け頃の「海の日」に第2回「お江戸散策」を行います。根津・千駄木・谷中界隈の下町情緒を味わいながらのんびりと散策したいと思います。


日程等は下記の通りですので、皆様の参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。

 

 

1、日時    平成28718日(月)

集合時間  1030

2、集合場所  JR山手線 鶯谷駅南口改札口

3、持ち物   飲み物・帽子・日傘・タオル

        *昼食は谷中銀座「アウグス谷中ビアホール」で取ります。

4、雨天の場合  雨天中止(前日午後8時までに連絡いたします)

5、問合せ・連絡先 石丸(74年卒)携帯;090-4370-1520

                                   Emailm_ishimaru1950@yahoo.co.jp

6、その他   散策終了後、上野界隈で打上げを予定しております。

7.申込み   次の宛先に、氏名・卒年・学部・学科を記入の上送信願います。

       Hougakubu-alumni@sophiakai.gr.jp

コース概略

 ☆鶯谷駅南口⇒ 寛永寺⇒ 谷中霊園(徳川慶喜ほか著名人の墓めぐり)⇒ 五重塔跡⇒観音寺及び観音寺築地塀⇒朝倉彫塑館⇒ 夕焼けだんだん⇒ 谷中銀座(お店を探索・昼食*昼食場所は上記記載の通り)⇒岡倉天心記念公園

⇒よみせ通り⇒指人形・笑吉(500円で指人形劇鑑賞・30分)⇒へび通り ⇒

大名時計博物館(入館料300円) ⇒ 根津神社⇒根津駅⇒旧岩崎庭園⇒湯島駅⇒打上げ

☆歩行距離・・・6~7km☆

529日(日)に開催した会員大会では、まず法学部同窓会の辻伸行会長が2015年度の活動報告を行いました。

法学部同窓会のユニークな活動として「セミナー『法と実務の最前線』」があげられますが、2015年度は合計4回のセミナーを開催しています。また、活動の中心でもある現役学生支援として新たに新入生には特製クラッチバックを、卒業生には特製クリアファイルを贈呈しました。

その他、ゴルフコンペの第2回を開催するとともに、「お江戸散策ウォーク」、「座禅を愉しむ会」、「俳句を愉しむ会」など新企画にも取り組みました。

 

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529日(日)に開催した会員大会では、法学部同窓会の辻伸行会長の活動報告に続き、川上和哉財務委員長が2015年度の会計報告を行いました。

主出の中心を占めるのは、卒業生向けの贈答品代や会員大会費用。財務健全化のためには、やはり終身会費納入にいかにご協力いただくかが重要とのことでした。


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去る529日(日)、上智大学ソフィア会は公式行事として「オールソフィアンの集い2016ASF2016)」を開催。これに合わせ、法学部同窓会(SLA)は13:00から2号館4階の410教室で「会員大会・懇親会」を行いました。

当日は晴天に恵まれ、ASFには1万人を超える来場者がありましたが、SLAの会員大会・懇親会にも多数の卒業生が参加。早下隆士学長、滝沢正前学長も足を運んでくれました。

 

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上智大学法学部同窓会(SLA)は、セミナーシリーズ「法と実務の最前線」(第7回)を616日(木)18:30から法学部大会議室(2号館13階)で開催します。テーマは「認知症患者の事故とその責任」。講師は伊藤栄寿上智大学法学部准教授です。

 

今回のセミナーの主旨について、講師の伊藤准教授は次のように述べています。

「平成2831日、最高裁判所は認知症になった高齢者が起こした鉄道事故についてJR東海の損害賠償請求を棄却、その家族の責任を否定しました。認知症患者を看護する家族にとっては歓迎すべき判決といえます。しかし、最高裁は常に家族が責任を免れるとしているわけではありません。また、認知症患者から被害を受けた場合に、この判決は歓迎できないものとなります。

本セミナーでは、認知症患者が増加しており、また増加し続けていることに鑑み、今回の最高裁判決がもつ意味、今後に与える影響について検討をし、今後の患者をめぐる法のありかたについてみなさまと考える機会を持ちたいと考えています」

 

法学部同窓会の「法と実務の最前線」は、主に、民間企業や官庁などにおいて法律関係の実務にたずさわっている法学部同窓生や学問研究をおこなっている法学部所属教員を講師として迎え、昨今の立法事情、行政運営、判例の動向など踏まえつつ、ホットでタイムリーな話題を取り上げ、解説・検討を加えようとするものです。

無料でどなたでも参加できます。分野を超えた多数の方のご参加をお待ちしています。

日 時:2016616日(木) 18:3020:00

場 所:上智大学法学部大会議室(2号館13階)

対 象:法学部同窓生ほか教職員、大学院生、他学部の卒業生

参加費:無料

問合せ・申し込み:hougakubu-alumni@sophiakai.gr.jp


 

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