選手村ネイルサロン通訳ボランティア

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川田リカ(1983年外・ポル語卒)

 担当:選手村ネイルサロン

     通訳ボランティア


オリンピック開会式前の713日からパラリンピック閉会式後の98日までの約2ヶ月間、オリンピック選手村のビレッジプラザ内にオープンしたネイルサロンで、上智大学の卒業生9名、学生20名が通訳ボランティアとして活躍しました。ネイルサロンは午前9時から午後9時までの営業、通訳ボランティアは、前半2名後半2名のシフトで交代しての活動でした。オリンピック選手がネイルをするのだろうか?と少し心配したのも束の間、ネイルサロンは連日大盛況で、一時は行列ができるほどでした。ネイルサロンにはブースが4卓あり、すべてのお客様の通訳を担当したので、お客様が集中したときは、あちこちから呼ばれてかなりの忙しさでした。

オリンピック選手といえど、一部の競技を除けばネイルは認められているようで、世界各国の選手たちが連日来店しました。選手たちは基本的には、選手村と競技場の往復だけで、外出は許されていないので、ネイルサロンで爪を整え、美しくマニキュアをしてもらえると、テンションも上がったようです。自国のナショナルカラーや国旗の色、デザインで美しくマニキュアされた爪を、自分のSNSにアップしている選手も多く、たくさんのいいね!を獲得していました。また、ネイルサロンで可愛いデザインネイルをしたり、金メダルのネイルシールを貼った選手たちが、本当に金メダルに輝き、私たちも嬉しい驚きにあふれました。

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訳ボランティアの仕事は、来店した選手を迎え、会計、フォーム記入の後、各ブースに案内します。爪の長さ、形、色、デザインの希望を聞き、ネイリストに伝えます。ネイルの施術は1時間ほどかかりますので、話し好きの選手は、通訳の私たちとおしゃべりすることもあります。自分の競技の話、家族の話、日本の印象など、ときには自分のSNSやスマホのカメラロールの写真を見せながら、説明してくれます。オフの時間の選手たちは、明るい選手、穏やかな選手、おとなしい選手、いろいろな選手がいらっしゃいますが、テレビでその選手たちの競技を見ると、スイッチの入った選手たちは別人のように集中していて、凜と美しく輝いていました。もちろん私たちは、ネイルサロンに来店した選手たちを、全力で応援しました。

このような貴重な機会を経験することができたのは、上智大学のソフィアオリンピック・パラリンピックプロジェクト(https://dept.sophia.ac.jp/pj/beyond2020sopp/からの呼びかけでした。ソフィアオリンピック・パラリンピックプロジェクトに深く感謝するとともに、これからの活動にも盛大な応援を送りたいと思います。また、コロナ渦の状況の中、ボランティアとして通訳を引き受けてくださった、上智大学の卒業生、学生のメンバーのみなさま、大変おつかれさまでした。30度を優に超える真夏の日々に、選手村に通って熱い時間を共有できたことは、一生の思い出になったことと思います。ありがとうございました。

 

 

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