6月27日、法学部同窓会の企画・主催するセミナー、"法と実務の最前線"が開催されました。
シリーズ12回目の今回は、法学部の北村喜宣先生を講師に迎え、「空き家等対策の推進に関する特別措置法」を中心にお話しいただきました。
北村先生は、環境法の第一人者のひとりに目されていますが、いわゆる空き家問題でも、その対応策としての条例や、それ受けた特別措置法の制定などに関与するとともに、複数の自治体で現在、その関連の専門委員を務めています。
セミナーでは、「棄てられる家屋」と題するパワーポイント資料を活用して、大変わかりやすく解説してくださいました。
また、質疑応答では、この問題が身近なことも反映してか、20名を超える参加者からたくさんの質問が出ましたが、それに対しても専門的な知見、豊富な経験をもとに丁寧にお答えいただきました。
セミナー終了後、恒例の懇親会(手作り)が講師を交えて開かれました。1時間ほどではありましたが、それぞれに話が盛り上がり、和気あいあいのうちに閉じることになりました。
次回のセミナーは、11月に開催予定です。昨今の立法や政治・経済の動きをみながら、皆様の関心を引くテーマで開催したいと考えています。どうぞお楽しみに。