2019年3月アーカイブ

法学部同窓会の企画・主催として好評の「セミナー"法と実務の最前線"」(第14回)が、2月15日、四谷キャンパスで開催されました。

今回は、本学法学部教授の甘利公人先生を講師にお招きし、先生が専門とされる保険法における最近の動向をお話しいただきました。

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冒頭で、保険法が独立の法律として定められた経緯などに触れられたのち、昨年下された興味深い裁判例を2件、紹介のうえ、それぞれに解説を加えられました。

その後の質疑応答では特に、「反社会的勢力」にかかわる保険契約を解除しうる保険約款(いわゆる暴排条項)の効力をめぐって争われた広島高等裁判所の判決に関心が集まり、さまざまな議論が交わされました。

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かねてより保険法領域におけるセミナー開催を求める声が大きく、その際に甘利先生のお名前が挙がることが少なくありませんでした。その意味で、今回のセミナーは満を持してという思いによるものでしたが、開催して本当に良かったと思います。

また、セミナー終了後に恒例の懇親会を開催しましたが、セミナー参加者のほとんどがお残りになり、講師を交え、なごやかで楽しいひとときを過ごすことができました。

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写真など

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