同窓会からのお知らせの最近のブログ記事

徳永晴美著『入門ロシア語の教科書』(語研)が、11月24日に出版されましたのでお知らせいたします。
徳永先生のご遺稿ですので、ぜひ多くの皆様にお手にとっていただければと思います。
 

出版社「語研」

アマゾン
語研『入門ロシア語の教科書』徳永晴美+タチヤーナ・シプコーヴァ ISBN978-4-87615-397-8(ためし読みPDFあり)
ロシア語を学ぶ学習教材『入門ロシア語の教科書』(徳永晴美+タチヤーナ・シプコーヴァ ISBN978-4-87615-397-8)の内容紹介(ためし読みPDFあり)
こんにちは。ロシア語学科同窓会事務局です。11/18(土)16時からの講演会につきましては、想定を上回る参加希望のため、急遽会場を変更することとなりました。講演会・総会は、11号館ではなく、10号館講堂にお越しください。なお、懇親会につきましては、変更なく11号館ラウンジにて開催いたします。<会場変更後>講演会:16:00~17:30 上智大学10号館講堂総会: 17:30~17:45 上智大学10号館講堂懇親会:18:00~20:00 上智大学11号館ラウンジ直前のご案内となり申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。ご不明な点がございましたら事務局までお問い合わせくださいませ。ロシア語学科同窓会 事務局roshiagogakka@gmail.com
2023年11月18日(土)開催予定の講演会・総会・懇親会に参加される同窓生の皆様へご案内です。

○山手線一部区間終日運休
11月18日は山手線外回り、大崎池袋間が終日運休となるようです。
詳細はJR東日本の案内をご参照ください。

○四ツ谷キャンパスの工事について
四ツ谷キャンパスの北門からメインストリートにかけて、現在工事中です。
北門からの入構も可能ですが、通路が狭くなっているため、ご通行の際にはご注意ください。

○講演会・総会会場について
10号館講堂に変更になりました!
10号館は、キャンパスの奥、総合図書館の向かいにあります。
場所がわからない方は、キャンパスマップをご参照ください。

○懇親会会場について
11号館ラウンジで開催いたします。
講演会、総会にご参加される方は、エレベーターで地下1階までお越しください。
懇親会から参加される方は、11号館地下のラウンジまで直接お越しください。

当日皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

ロシア語学科同窓会 会員各位

 

みなさま、こんにちは。

早速ですが、2年ごとに開催しておりますロシア語学科同窓会のご案内です。

同期・先輩・後輩をお誘いのうえ奮ってご参加ください。

お送りしている郵便またはメールをご確認いただき、115日(日)までに出欠のご連絡をお願い申し上げます。

なお、同窓生で郵便もメールも届いていない方は、ロシア語学科同窓会事務局(roshiagogakka@gmail.com)までご連絡ください。

 

【講演会・総会・懇親会】20231118日(土)【1:講演会】日時:20231118日(土)16:0017:30

場所:上智大学11号館311教室(オンライン視聴できます)

講演者:井上幸義氏(16期・1976年卒)本学名誉教授演題:「ロシアの宗教・ことば・歴史  -ロシアのウクライナ侵攻から再考するロシアのアイデンティティー形成-  (ロシア語学科同窓生にとってロシアとは何だったのか?)」【2:総会】日時:20231118日(土)17:3017:45場所:上智大学11号館311教室

議題:

1. 役員改選案(会長及び会計監査の選出)2. 同窓会会則の改正案(事務局長及び会計の定数について)3. 決算案承認【3:懇親会】

日時:20231118日(土)18:0020:00

場所:上智大学11号館ラウンジ

会費: 5000円(維持会費2000円含む)

※家族2名出席の場合、会費8,000円(維持会費含む)

会費お支払い: 1115日(水)までに指定の銀行口座にお振込みお願いします。

『夕空の鶴~ニキータ山下・オーラルヒストリー~』
水谷尚子・ニキータ山下著 成文社刊
A5判上製 本文304頁 カラー口絵4頁 音楽CD付き 税込定価4400円
 
 昭和の時代、「ダークダックス」、「ボニージャックス」、「デュークエイセス」など3~4人編成の男声合唱グループが活躍していました。その中でひと味違う存在を示していたのが「ロイヤルナイツ」です。そのひと味とはロシアの味付け。味の素のような存在が「ロイヤルナイツ」でバリトンを担当したニキータ山下さんでした。ニキータさんはロシアの血が入った、本人に言わせると「まじり」です。
 著者の水谷尚子さん(*)は、ロシアレストラン「チャイカ」で時々歌っていたニキータさんの歌を聴いて非常に興味を抱き、彼を取材して本にまとめました。
 彼の生い立ちから始まり、波乱万丈といっても言い過ぎでない人生を紡いでいます。
 昭和の時代を生きたロシア語同窓生には、当時の出来事が甦ってくるでしょう。ニキータさんを知らない世代は、ソ連時代にそんなことがあったのかと驚くでしょう。
 ロシア・ソ連の歌を愛してやまないニキータさん。ロシア語つながりのみなさんにぜひ読んでもらいたい一冊です。ニキータさんがピアノ伴奏で歌っている15曲(**)、ソ連でのコンサート実況録音3曲が収められたCD付きです。 (16期 蜂谷 南)
 
*著者の水谷尚子さんは中国現代史が専門の明治大学准教授。日本のロシア語同時通訳草分けの一人でもあるニキータ山下さんは、5期の山下万里子さん(東海大学名誉教授)の令兄にあたります。
**わざわざこの本のために新たにスタジオ録音
拝啓 秋冷の候、同窓生各位におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

前回同窓会が開かれたのは2019年12月でした。それから数ヶ月もたたないうちにコロナ・ウィルスにより世界が一変しました。その状況が今も続くなかですが、ロシア語学科同窓会2021のご案内を送らせていただきます。
同窓会は2年ごとに開催され、同窓生による講演会と総会(4年に一回)、それに引き続いての懇親会が恒例となってきましたが、長引くコロナ状況のなかで、中止にせざるをえないと考えておりました。
ところが、思いがけず役員会で「オンラインでの講演会ならできるのでは」という声があがり、これを幹事会(各期幹事の集まり)に諮ったところ、こういう時期だからこそやりましょう、との意見が多数を占めました。今回はその総意にしたがい、みなさまを「初めてのオンライン講演会」にお誘いする次第です。

【ご案内とご報告】
■オンライン講演会
2021年12月4日(土) 16:00 ~17:30 (Zoom利用)
*講演者 武隈喜一氏(20期)
*演題   「アメリカはロシアの裏返し」
ロシアのエリツィン時代とアメリカのトランプ時代。講演者は、二つの超大国の「混乱と分断」を全期間にわたり現地で立ち会うという稀有の経験をお持ちです。ご本人の希望により、聞き役、進行役を交えての「鼎談的講演会」を予定しています。さて、どのような展開となるか乞うご期待。

*講演者略歴
1980年上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、1982年東京大学文学部露文科卒業。出版社、通信社などを経て1992年テレビ朝日入社。1994〜99年、テレビ朝日モスクワ支局長。2012〜13年、北海道大学スラブ研究センター客員教授。2016年7月からテレビ朝日アメリカ社長としてニューヨークに駐在し、今年8月に日本に帰任。著書に、『黒いロシア、白いロシア----アヴァンギャルドの記憶』(2015)、『マンハッタン極私的案内』(2019)、『絶望大国アメリカ----コロナ、トランプ、メディア戦争』(2021、三冊とも水声社)、編訳書に、『ロシア・アヴァンギャルドⅡ 演劇の十月』(1988)、『ロシア・アヴァンギャルドⅠ 未来派の実験』(1989、ともに共編、国書刊行会)などがある。 

■オンライン講演会への参加方法
下記リンク、または、ハガキがお手元に届いている場合は、ハガキ記載のQRコードを読み取り、講演会出欠フォームに必要事項をご入力ください。締め切りは11月30日(火)です。
講演会前日に、ご連絡いただいたメールアドレスへ参加リンクをご案内申し上げます。
https://forms.gle/jCh456gZneZxgkjB8
 

以上につき、ご不明な点・ご意見などございましたら、ロシア語学科同窓会(roshiagogakka@gmail.com)までご連絡いただければ幸いです。

12月14日に開催された同窓会定期総会において、次期役員が下記の通りに選出・任命されました。

次期役員の任期は2020年4月からの4年間です。

 

会長     麻田恭一(18期・1978年卒)

副会長    仙場章彦(24期・1984年卒)

       小平紀子(32期・1992年卒)

       松尾陽子(35期・1995年卒)

事務局長   富永晃子(42期・2002年卒)

会計     室井彰子(19期・1979年卒)

会計監査   茂木和代(14期・1974年卒)

       石川統之(36期・1996年卒)

 ******

学科連絡   秋山真一(33期・1993年卒)ロシア語学科准教授

 

 

外務省から非常勤職員(専門分析官 ロシア・CIS諸国情勢)の募集が届いています。

ご興味のある方は下記URLをご覧ください。

 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/i_a/4/page4_005281.html

今年度のロシア語学科同窓会総会・懇親会は下記の日程で開催されます。

 

12月14日(土)

総会・講演会          16:00 ~   @上智大学7号館

懇親会           18:00 ~   @上智大学2号館

 

詳細は10月下旬に案内状を発送します。

住所変更等がありました同窓会事務局までご連絡ください。

roshiagogakka@gmail.com

 

 

ロシア語学科同窓会を下記の通りに開催いたします。

案内状が届いていない方は、事務局(roshiagogakka@gmail.com)宛にご連絡ください。



【講演会・懇親会】      2017122日(土)

 

講演会  上智大学2号館3階 2-309教室   16:00 17:30

 

*講演者 白石和子氏(14期)

*演題   「リトアニアーロシアに三度占領された小国がいかに蘇ったか」

リトアニアは、18世紀末、三国分割により、ロシアの領土となるまで、欧州最大の版図を誇るポーランド・リトアニア連邦の構成国であった。第一次世界大戦後、独立を達成するも第二次世界大戦で、ソ連、ナチス・ドイツ、ソ連に蹂躙された。人口300万人の小国が1990年いかにして独立国家として蘇ったかについて、検証する。

*講演者略歴

1974年外務省入省

外務省では、条約局国際経済協定室長、総合外交政策局外構政策調整官、経済局世界貿易機関紛争処理室長、在外では、在アトランタ総領事館首席領事、在ポーランド大使館公使参事官を務める。 2012-2015年特命全権大使 リトアニア国駐箚、2015-2016年特命全権大使 女性人権人道担当兼北極担当、20162017年外務省参与 北極担当大使

 

懇親会  上智大学2号館5階 学生食堂     18:00 20:00

 

 

会費   \5,000 (ご夫婦での参加会費 : お2人で\8,000)

            (維持会費を含みます)

8月6日(日)の夕刻、ロシア語学科元教授のミヘルチッチ先生を囲む会が開催されました。 先生は現在、中央アジア・キルギス共和国の首都ビシュケックで活躍されていますが、このたび、イエズス会の黙想会に参加のため来日され、その機会に有志が集まりました。
現在はビシュケックで日本語の授業をされていることもあり、ロシア語学科で教鞭を取っていたころとまったく変らない語り口でご挨拶をいただきました。


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ロシア語学科同窓会の開催日が決まりました!

 

2017年12月2日(土)

16:00 ~ 17:30     講演会

18:00 ~ 20:00     懇親会

講演会・懇親会のいずれも上智大学構内で行います。

10月中旬に詳細のご案内をお送りします。

 

 

NPO法人立川日露文化交流協会主催のコンサートを7月15日(土)に開催させて頂くことになりました。上智大学ロシア語学科の皆様には是非お聴き頂きたいプログラムとなっております。

また、「バレエ付き」の部分ですが、グラズノフ作曲「ライモンダ」より「ピチカートの踊り」、「ヴェールの踊り」そしてチャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」より「東洋の踊り」をバレリーナが踊ります。ロシアに長期間学び、暮らしたDUET GRAZIYA(澤田智恵さん、池田慈さん)は、ロシア語も堪能で、ロシア音楽とバレエをこよなく愛し、より多くの人々にその素晴らしさを伝える活動を熱心にされています。


7月15日(土)19時開演です。学生半額ですので、お友達同士お誘い合わせの上、お越し頂ければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。

                NPO法人立川日露文化交流協会 仙場真理(24期)

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1968年入学組のクラス会が開催されました。
この学年は、基本的には、1968年4月入学で1972年3月卒業ということで、ちょうど、70年安保をはさむ学生運動が最高潮に盛り上がった時期に在学をしていました。 全共闘によるバリケード封鎖と大学によるロックアウトなどで、授業を受けた期間も少ないまま卒業をしてしまった記憶があります。
卒業式もなかったのです。 ロシア語には自信のない同級生が多いのも仕方ないかもしれません。
そんな学年のクラス会に17名が集まりました。 


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ロマノフ王朝展日本人の見たロシア、ロシア人の見た日本


【会期】201717日(土)~49日(日)

【内容】2017年はロシア革命から百年。ロマノフ王朝が滅亡してから百年でもあります。 かつてヨーロッパからアジアにまたがる広大な領域を支配した強大にして華麗なるロマノフ王朝。 今日のロシアの社会と文化の礎はロマノフ王朝300年の歴史の中で築かれたといっても過言ではありません。 ロシアは日本から最も近い隣国です。史上まれにみる巨大帝国の栄枯盛衰を、 日本との交流という視点からご一緒にたどってまいりましょう。


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NPO法人立川日露文化交流協会の仙場真理(24期)です。
さて、12月25日にはロシア歌曲の半世紀&クリスマスコンサート」を開催する予定です。
シャリャーピン、ヴェルティンスキー、レシェンコの歌をウラジオストク出身の歌手アレクサンドル・スボーティンが歌います。ロシア歌曲にはもう一つの意味が秘められていて、その意味が当時ミリオンヒットにつながりました。ソ連から追放された音楽家により発展したロシア歌曲の文化を解説付きでご紹介致します。
クリスマスコンサートでは、ヴァイオリニスト澤田智恵とピアニスト伊東晶子がクリスマスソングメドレーを演奏します。

ロシア語学科のみなさんには是非聴きに来て頂きたいと思います。

仙場真理(24期)

2017610日から910日までの93日間、カザフスタン共和国の首都アスタナでアスタナ国際博覧会が開催されます。

アスタナは1997年に遷都されて以降、急速な発展を遂げている活気に満ちた美しい都市です。

日本館ではアスタナ国際博覧会のテーマである「未来のエネルギー」への提案として、本の高い技術力と世界の課題解決に貢献できる日本の姿を発信していきます。

そこで働くアテンダントは、カザフスタンはもとより、世界各国から多くの来場者をお迎えする日本の「顔」として、大切な役割を担います。


詳細は下記URLにてご確認ください。

アスタナ国際博覧会 日本館公式ウェブサイト

http://expo2017-astana.go.jp/

日本アテンダント募集サイト

https://www.expo2017-attendant.go.jp/

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【続報】

11/23(水)21:00~ 上映後15分

トークイベントに東京大学、スラブ文学者の沼野充義教授に登壇していただきます。
SF史上に残る「ソラリス」の翻訳を手がける沼野教授に非英米圏SF、ロシアSFの魅力を語っていただきます。
ロシア文学、ロシア語を学ぶ方、SFファンの方はぜひイベントにご参加ください。


登壇 沼野充義教授 井上雅貴監督

渋谷ユーロスペース

https://www.facebook.com/reminimovie/?hc_ref=PAGES_TIMELINE




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はじめまして、ロシア語学科在学生や卒業生の皆さまに、近日公開する映画をぜひご紹介させてください。

映画『РЕМИНИСЦЕНЦИЯ レミニセンティア』。

http://www.remini-movie.com/

予告編

http://www.remini-movie.com/theater

私がペテルブルグ留学中(00-02年)に大変お世話になったロシア人の友人イリーナさんがプロデュースし、日本人映画監督の旦那様と、イリーナさんの故郷ヤロスラブリで自主撮影した映画です。

元々、イーラがアレクサンドル・ソクーロフ監督のロシア映画『太陽』の制作に日本語通訳として参加し、そこで『太陽』のドキュメンタリー撮影の監督として参加していた井上雅貴さんと出会ったことは知っていました。お二人の結婚式にご招待いただいた際は、『太陽』出演者の方々もいらっしゃってびっくりしました。

今回『レミニセンティア』がイーラのプロデュースだと知り、すぐに連絡しました。知れば知るほど、驚きました。日本人監督がオールロシア語、ロシアロケで創りあげた異色のロシアSF映画。撮影スタッフ、たったの3人。カメラ片手に日本からご家族でヤロスラブリにわたり、出演交渉と撮影交渉。監督の書いた日本語の脚本をイーラがロシア語に翻訳し、役者に意図を伝えながら撮影してゆく。お二人の可愛い娘さんが重要な役で登場。そして何と、ハリウッドや日本の映画祭でグランプリまで受賞しているではないですか!

その後、試写を観せていただく機会に恵まれたのですが、最後まで結末のわからないSF映画として純粋に楽しむだけでなく、ロシアらしい深い思想をめぐらせるシリアスな展開はロシア文学好きの方にもお薦め。ミラーニャ役の娘さん以外はヤロスラブリ劇場に所属し、ソ連時代から演技を学ぶ本格的な役者とのことで、ロシア語劇関係者の方々にもぜひ観ていただきたいです。ヤロスラブリの景色やロシア正教会の美しい映像、とあるアパートの情景など、ロシアと縁の深い皆さまは、細部まで見逃さず、様々な楽しみ方ができるに違いありません。

 

何より、昔、ロシア芸術が好きでロシア語を学んだ者として感動するのは、監督のロシアへの愛情とリスペクトです。

井上監督の言葉(映画の公式サイトより抜粋)

「ロシア人の役者たちに相談するため、劇場に行ったところ、私も出演したいと言い出すぐらい協力的で、街の人たちも撮影場所を提供してくれたりと最初シネリオで想定していた規模をはるかに越えた撮影となりました。それはすべて映画文化ということに対するロシア人のリスペクトがあるからです。映画関係者だけでなく一般人も映画に尊敬の念を抱いているのです。文化レベルが高いというのはこういう事かと痛感しました。この映画はロシアでなければ成立しない作品です。」

私も留学時代、ロシア人の芸術文化に対する愛情が大好きでした。久しぶりに(?)ロシアへの愛情がこみ上げてきてしまいました。皆さまもぜひ、劇場に足を運んで映画を「体験」してきてください。

【劇場情報】

渋谷ユーロスペースを皮切りに、名古屋、豊岡、松本での上映が決定。全国公開に向けて準備をしているそうです。

http://www.remini-movie.com/theater

渋谷ユーロスペース

1112日(土)〜1118日(金)10:00〜、21:00

1119日(土)〜 1125日(金)21:00

http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000144

 

【最新情報はFacebookにて】

撮影裏話の聞ける舞台挨拶も予定されているようです。

https://www.facebook.com/reminimovie/

 

【ロシア配給活動支援サイト】

この映画を日本全国で広く上映するため、またロシアで劇場公開するため、皆さまのお力でクラウドファンディングを盛り上げていただけると嬉しいです。

https://motion-gallery.net/projects/reminiscentia

 

サンドネス(臼井)里恵子(2000年卒)

ロシア語学科の皆様、卒業生の皆様にロシアにちなんだ小説を再度、ご紹介します。

以前ご紹介した「皇女アナスタシア~もう一つの物語」と同じ作者の作品です。

 

「マスカレード・オン・アイス」(一原みう、集英社オレンジ文庫)

 

 

 

 

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フィギュアスケーターの女の子がペテルブルグに行く話です。

フィギュアスケート好きの方の心をくすぐるのではないかと思います。

 

内容紹介:

かつては将来を期待された若手フィギュアスケーターだった白井愛。だが、高一になった今では不調に悩み、昨シーズン、世界ジュニア二位に輝いた姉の華との差は開くばかり。愛は懸命に練習を続けるが、経済的な事情もあり、スケートを続けることすら難しくなりそうで...。だが、そんな時、華をはじめとする周りの人達が、愛の持つ"特別な才能"に気づきはじめ...!?

 

 

作者の一原みうさんがペテルブルグのリンクに行き、ロシア代表のペアフィギュアスケーター、川口悠子選手、モスクヴィナコーチに取材をし、執筆した作品だそうです。

後半の舞台は完全サンクトペテルブルグです。

ペテルブルグの長くて速いエスカレーター、黒パンを片手にボルシチを「飲む」のではなく「食べる」ロシア風のスープの食べ方。

ロシア、ペテルブルグに行った方には「わかるわかる」という場面があるのではないでしょうか。

ペテルブルグ好き、フィギュアスケート好きの方におすすめの本です。

 

 

また、「マスカレード・オン・アイス」のスピンオフ作品の「ZAYAKO」が51日からWebコバルト(http://cobalt.shueisha.co.jp/)のサイトで「完全無料」で読めるようです。

 

ZAYAKO」はメンタルトレーニングについて書かれているのですが、メンタルトレーニングはもともと、ソ連の宇宙飛行士のプレッシャーや不安を解消するトレーニングとしてはじまり、一定の成果が見られたため、スポーツに取り入れることになったそうです。

 

 

少女小説の老舗コバルト文庫が紙媒体からWebに移行していて、時代の流れを感じました。

興味がある方は、そちらもよかったらのぞいてみてください。

 

清水(40期)

 


ロシア語学科の皆様、卒業生の皆様にロシアにちなんだ小説をご紹介します。
「皇女アナスタシア~もう一つの物語~」(一原みう、集英社コバルト文庫)

皇女アナスタシア画像.jpg
ロマノフ朝、最後の皇帝ニコライ二世の末の皇女アナスタシアの物語です。

内容紹介:
1920年―ベルリンで保護された記憶喪失の女性が、アナスタシアを名乗り始めた...!皇女アナスタシアは、革命政府に銃殺されたとされる皇帝一家の末娘。もし本物なら、莫大な財産を有するロマノフの正統な相続人である。彼女は本物か、偽物か!?世界的なセンセーションを巻き起こしたこの事件。皇女の幼なじみだったグレブは、真相を究明するためにドイツへ向かう。彼女の正体とは...? 


舞台がペテルブルグですので、語学研修でペテルブルグに行った世代の皆様にとってなじみの深い場所かと思います。
(現在、同窓会事務局の渡辺さんにはその節、本当にお世話になりました)
作者の一原みうさんは実際にペテルブルグに取材に行き、執筆されたそうです。
作品中にЗимний дворец(冬宮)、Спас на крови(血の上の救世主教会)、Царское Село(ツァールスコエ・セロー)等の現在の観光地が出てきます。
ロシア語学習者だからこそわかるブリヌィ、パスハ等。
語学研修のプログラムにブリヌィを焼く講座があったことを、なつかしく思い出しました。

誰もが知っているロシア最後の皇帝一家の悲劇、ラスプーチンの最期、その新解釈。
少女小説ですが、大人の方も楽しめると娯楽作品だと思います。

ロシアにまつわる小説は少ないので、是非、お手に取ってみてください。

清水(40期)

写真など

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