卒業生出版物等のご案内の最近のブログ記事

2003年卒業(43期)の鈴木佑也さんが、著書『ソヴィエト宮殿――建設計画の誕生から頓挫まで』(水声社,2021年11月)で2023年度日本ロシア文学会賞を受賞しました。

今回受賞された著書と、鈴木さんが翻訳を手掛けた本をご紹介します。

『ソヴィエト宮殿 建設計画の誕生から頓挫まで』
鈴木 佑也 著
水声社 2021年11月

  『サバキスタン』1-3巻
ビタリー・テルレツキー(作) カティア(画)
鈴木 佑也 (翻訳)


徳永晴美著『入門ロシア語の教科書』(語研)が、11月24日に出版されましたのでお知らせいたします。
徳永先生のご遺稿ですので、ぜひ多くの皆様にお手にとっていただければと思います。
 

出版社「語研」

アマゾン
語研『入門ロシア語の教科書』徳永晴美+タチヤーナ・シプコーヴァ ISBN978-4-87615-397-8(ためし読みPDFあり)
ロシア語を学ぶ学習教材『入門ロシア語の教科書』(徳永晴美+タチヤーナ・シプコーヴァ ISBN978-4-87615-397-8)の内容紹介(ためし読みPDFあり)
『諜報国家ロシア-ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで-』
保坂三四郎著
中公新書 定価本体980円+税
2023年6月発行


 昨年のロシアのウクライナ侵攻後すぐに、ふと思い出して2006年に暗殺されたアンナ・ポリトコフスカヤが書いた『ロシアン・ダイアリー』を読み直し、ロシアが2003年から2022年のウクライナ侵攻まで一直線上にあったことがよくわかった。しかしそれでも「なぜ?」という疑問が残っていた。〔巻末に、モスクワ支局長時代にポリトコフスカヤと面識のあった田中和夫氏(11期/故人)が、その無念の思いを書いている。〕
ところが本書を読んで、パズルの最後のピースがはまるようにすべてが腑に落ちた。学科生、若い卒業生には特に読んでいただきたい一冊である。彼らが、ロシア語学習や仕事熱心のあまり、無自覚のうちに「諜報国家」に取り込まれないことを祈るばかりである。
せっかくのよい機会なので、本書に込めた思いをエストニアに住む著者から送ってもらった。

K.A
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私は、諜報機関を専門に研究しているわけではありません。ソ連崩壊から30年以上が経ち、自分が、国家保安委員会(KGB)という「過去の遺物」の研究を行うことになるとは思いもよりませんでした。1998年に上智大学ロシア語学科に入学しました。大学の授業はサボり、1年の半分くらいはインド、パキスタン、イランなどでバックパッカー(死語?)として過ごしました。
当時を振り返って思うのは、ロシアは多くの問題を抱えつつも、民主的な制度や価値観を共有する国になったのだという幻想です。学会や大学もそうで、ソ連時代の党政治から現代ロシアの「議会政治」が関心の中心となり、ソ連やロシアを特徴づける最も特殊且つ重要な制度である情報保安機関の存在は忘れ去られました。モスクワが少しでも情報保安機関に関わるテーマを研究する外国人を嫌ったこと、ソ連・ロシアに滞在したい院生や学者の自己検閲、KGBアーカイブが閉鎖されたこと、などがその背景にあります。
拙著をお読みいただいた方から「ロシアは永遠に変わらないと絶望した」という感想を頂くことがあります。しかし私の狙いは逆です。司馬遼太郎やミアシャイマーのようにロシアは地政的条件から「緩衝地帯」を必要とするとか(これはフィンランドのNATO加盟へのロシアの対応で、我々の思い込みであることが分かったと思います)、歴史的に専制的皇帝を必要としてきたから民主主義は根付かないとか、長期かつマクロな構造から将来のロシアの姿が宿命論的に解釈されることがありますが、私はそうは思いません。どこを変えればロシアが変わりうるのか。拙著では制度的要因に注目してそれを理解する鍵を示したつもりです。そのような意味で、これからロシア研究に果敢に取り組む若い学生に希望を与える一冊になればと願っております。(46期 保坂三四郎)
中央アジア、魅惑の国・キルギス物語―モスクワ、ソウル、キルギス、ウクライナへの道
ツルゲーネフ,ユーリー・ダメノビッチ/富岡 讓二【著】
2023年7月発行



上智大学ロシア語学科同窓会の皆様

この度、「中央アジア、魅惑の国・キルギス物語」、副題、モスクワ、ソウル、キルギス、ウクライナへの道を出版致しました(流通経済大学出版会、390頁 定価2700円+税)。 7年の上智生活は5年間のロシア語科と2年の経済学科、部活は吹奏楽部6年、入学初年度はロシア語の難しい文法に着いて行けずに直ぐの休学。 5年時に1964年の東京五輪では冷戦下の埼玉・戸田ボート場でロシア語通訳、緊張したが貴重な体験となる。 長い学生生活や人の世の幸せは良き人々との出逢い、しかし悲しい別れ、願うのは平和を心底にウクライナ戦争を含み、数年間書き続けました。

書くきっかけはロシアや中央アジア専門の旅行会社より、新しく設立されたキルギスの11年生の日本語学校へ、月100ドルのボランチア教師として行かないかと案内される。 学生時代から未知の地域・中央アジアに密かな興味を抱き、ロシア語を公用語とする同国でロシア語のブラッシュ・アップ。 もう一つの願いは三蔵法師がその昔、この国を通りインドへ向かった事、作家の司馬遼太郎も同国を数度訪れ乍ら、バイカル湖に次ぐ透明度の高い塩湖・イシク・クル湖を見ずして亡くなる事が人生最大の心残り、との逸話を耳にしていました。 近隣の中央アジアも訪れ、この訪問を基に小説を書き残したい等の想いから(冬の寒さから体調不良になり1年弱の帰国になりましたが)。 長い間苦しみ学んだロシア語、優秀な諸先輩と比べロシア語も楽器も3流。 だが若い時代からの、この2つの学びが私のささやかな人生路を支えて呉れました。

ロシア語では中々就職が見つからず長いアカデミック?なキャンパス生活、繊維会社に入社し一度は海外へ行きたいとの夢を抱き航空会社へ転職、間もなくソ連時代のモスクワ支店に転勤。 何事もニィエット(NO)の規制と食料事情も厳しいソ連時代、幼い子供を伴う家族生活に不安が伴いました。 楽しみはモスクワ市内、ウクライナ・ホテル内の小さなカウンター、日本からの旅行者への応対(会話)、そして懐かしい上智の同窓との再会等でした。 長年憧れていたジャズバンド・シャープス&フラッツのリーダー原 信夫さん、国内やロシアでも人気女優の栗原小巻さん、歌手の石井好子さん、ダークダックス、ロイヤル・ナイツ他の音楽関係者、ジャーナリスト、政治やスポーツ関係、国内では簡単にお話も出来ない方々、時には我が家にもお越し頂きました。 上智での才なく苦しんだロシア語や楽器練習、長く続ければ良き出逢いもあるものだ、と独り思い。 9月からアマゾンや楽天を始め他の通販でPRが始まり電子書籍化も。

9月9日には読売新聞(上記)、10月には朝日新聞に広告掲載予定です。

尚、上智大学キャンパス内の紀伊国屋書店で、10月2日より開催されています、「大学出版協会フェアー」でも展示されています。 宜しければこちらも覗いて下さい。

混沌化が進む時が流れますが、平和や安寧の時代が戻ります様にお祈り致します。 皆様、どうぞお元気に良き日々をお送り下さい。 観光、音楽、各種芸術、スポーツ等々の国際交流により、平和と人々に笑顔が蘇る時代を心から祈ります。

2023秋 冨岡譲二 こと 三田 譲 (5期卒)
『夕空の鶴~ニキータ山下・オーラルヒストリー~』
水谷尚子・ニキータ山下著 成文社刊
A5判上製 本文304頁 カラー口絵4頁 音楽CD付き 税込定価4400円
 
 昭和の時代、「ダークダックス」、「ボニージャックス」、「デュークエイセス」など3~4人編成の男声合唱グループが活躍していました。その中でひと味違う存在を示していたのが「ロイヤルナイツ」です。そのひと味とはロシアの味付け。味の素のような存在が「ロイヤルナイツ」でバリトンを担当したニキータ山下さんでした。ニキータさんはロシアの血が入った、本人に言わせると「まじり」です。
 著者の水谷尚子さん(*)は、ロシアレストラン「チャイカ」で時々歌っていたニキータさんの歌を聴いて非常に興味を抱き、彼を取材して本にまとめました。
 彼の生い立ちから始まり、波乱万丈といっても言い過ぎでない人生を紡いでいます。
 昭和の時代を生きたロシア語同窓生には、当時の出来事が甦ってくるでしょう。ニキータさんを知らない世代は、ソ連時代にそんなことがあったのかと驚くでしょう。
 ロシア・ソ連の歌を愛してやまないニキータさん。ロシア語つながりのみなさんにぜひ読んでもらいたい一冊です。ニキータさんがピアノ伴奏で歌っている15曲(**)、ソ連でのコンサート実況録音3曲が収められたCD付きです。 (16期 蜂谷 南)
 
*著者の水谷尚子さんは中国現代史が専門の明治大学准教授。日本のロシア語同時通訳草分けの一人でもあるニキータ山下さんは、5期の山下万里子さん(東海大学名誉教授)の令兄にあたります。
**わざわざこの本のために新たにスタジオ録音
『歌(アヤゴ)の島・宮古のネフスキー -- 新資料で辿るロシア人学者の宮古研究の道程』
田中 水絵 著
2022年10月発行

著者は、学科11期の田中(池田)みづえさん。
100年前、ロシアからひとりの民族・言語学者が宮古諸島を3度訪れた。彼の名前はニコライ・ネフスキー。自在に宮古の言葉を操り、島民たちから古来より伝わる言葉、歌、風習を聞き集めた。綾なる古語で紡がれたアヤゴ(歌)に魅了されたネフスキーだが、大粛清の時代のソ連で悲劇的な死をとげた。しかし彼が残した資料は宮古研究の光源として、いまも宮古の島々を照らし出している。
いま蘇る宮古研究の先駆者ネフスキーの旅。日露の新資料が明かす「何故、宮古なのか?」。
付録として、ネフスキーの『宮古方言ノート』を駆使し訳した2論文収録(田中水絵訳)「(宮古の)病気治療」「神酒」。


【著書より一言】
11期(71年卒)田中(池田)みづえ と申します。
本年10月、田中水絵 『歌(アヤゴ)の島・宮古のネフスキー -- 新資料で辿るロシア人学者の宮古研究の道程』をボーダーインク(沖縄)から出版いたしました。

ロシアの言語・民族学者ニコライ・ネフスキー(1892~1937年)は1915年に来日し、
14年間の日本滞在中に東北のオシラ神・アイヌ語・宮古諸島研究で功績を残しました。
しかし、帰国後、スターリンの粛清で銃殺されました。
ネフスキーの生涯については上智大学の大先輩・加藤九祚先生が1976年『天の蛇』(大佛次郎賞受賞)を著されました。
同書で加藤先生は「何故、宮古なのか」という疑問を発しています。

拙著は『天の蛇』以降に世に出た資料、また加藤先生と共に参加した2012年のサンクトペテルブルグにおけるネフスキー国際シンポジウムの折に入手した未発表の資料などを基に、この疑問に対する答えの一つを提示するものです。

今年はネフスキーの初の宮古来島から100年目に当たります。
ロシア語学科同窓会の皆様に御紹介頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。

2022年度日本ロシア文学会大賞を、上智大学名誉教授であり第16期卒業生の井上幸義氏が受賞しました。

この受賞を記念して、日本ロシア文学会全国大会にて記念講演が開催されました。

 

2022年度 72回全国大会 大賞受賞記念講演

井上幸義(上智大学名誉教授)「ゴーゴリの鏡の世界」

 

記念講演の様子はYoutubeで公開されていますので、みなさま是非ご覧ください。

 

 

また、「受賞のことば」が学会ホームページに掲載されています。

こちらも是非ご一読ください。

『微笑みは永遠に−日本とロシアを愛したニコライ・ドミートリエフ神父』

ДА ПРЕБУДЕТ ВО ВЕКИ УЛЫБКА ТВОЯ!  Отец Николай Дмитриев, влюбленный в Японию и Россию

2022720日発行 教文館 定価本体1,500円+税)

https://shop-kyobunkwan.com/476429995x.html


 著者は、学科23期の山崎ひとみさん。本書は著者が、夫・ニコライ神父との思い出をつづったエッセイ集です。著者が1985年に留学したレニングラード神学アカデミーでの二人の出会いから、日本に移住したニコライ神父が、2019年に函館市郊外の上磯ハリストス正教会で祈祷中に59歳で永眠し埋葬されるまでの出来事が、様々なエピソードやコメントを挟んで描かれています。

ロシア語はロシアの文化・歴史と不可分です。したがって、ロシアの国柄を知るにはどうしてもロシア正教についての理解が必要なのですが、案外このことは見落とされています。卒業生はもちろんですが、学科の学生のみなさんに特に本書をお勧めするのは、本書がロシア正教への優れた入門書となっているからです。

著者は、あとがきをこう締め括っています。


今年の2月24日(ロシアによるウクライナ侵攻)以降、ロシアを巡る世界情勢は大きく変わった。

「人が戦うことを赦されるのは、ただ一つの場合だけ----自分の心の中の悪魔との戦いだ」とよく言っていたニコライのことだから、今、彼がいたら、さぞ嘆き悲しんだことであろう。

争いのない和やかな日々が一刻も早く来ることを切に願う。



ぜひご一読を。

 

【著者よりの一言】

 この度、同窓会の皆様により温かいお力添えを頂き、拙書のご案内を頂けることとなりました。心より感謝申し上げます。

 夫の永眠に際し、人間の命の尊さとはかなさを思うと同時に、彼がこの世に生きていた痕跡を少しでもとどめたいと、追悼のエッセイを書かずにはいられませんでした。教文館さんから上梓することができましたので、彼が生きたロシア正教というキリスト教世界について踏み込んだ描写をすることができましたのは、さいわいでした。

 一人でも多くの方にニコライの人生に触れて頂ければ幸甚に存じます。

 心痛むことの多い社会情勢ですが、この場をおかりして、同窓生の皆様のご平安、ご健勝を心よりお祈り申し上げます。

ロシア語学科16期卒業生の西野鉄郎さんが本を出版されましたのでご案内します。

「古九谷を追う 加賀は信長・利休の理想郷であったのか」 幻冬舎 (2020/6/1) 


■内容(「BOOK」データベースより)

九谷五彩による華麗な絵付けと独特の様式美で知られる磁器「古九谷」。秘められた織田信長、千利休、前田三代の精神性に迫る。武家文化・キリシタン文化、そして朝廷尊皇文化が育まれた加賀・金沢において古九谷誕生の背景にあったものを追究する歴史ロマン。

■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

西野鉄郎

石川県立小松高校(理数科)・上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。鶴見和子ゼミ(社会学)OB。西野塾(英語)主宰

 
https://www.amazon.co.jp/dp/4344928245
今日はハルビン学院に関する新しい本のご紹介です。
ロシア語学科とその卒業生はハルビン学院顕彰基金などの関係で、半ば学院の後継者のような立場にいますが、学院の歴史および上智大学ロシア語学科との関係を簡潔に(100ページ程度)紹介する本が出ましたので、推薦します。
 飯島一孝著『ハルビン学院の人びと』群像社、ユーラシア文庫16、900円です。
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かつてのユーラシア・ブックレット程度のヴォリュームです。アマゾンで扱っていますので、是非お申し込みください。

著者は東京外大ロシア語科卒、元毎日新聞記者で、モスクワ特派員も6年務めた人です。直接学院とは関係がありませんが、毎年高尾の記念碑祭にも出席する、学院に関心をもつ部外者のひとりです。

最近出版されて私も寄贈され(若干情報提供協力もしました)、ハルビン学院のことを知るための格好の本だと思いました。もちろん基本的資料としては恵雅堂出版の『哈爾浜学院史』がありますが、大部の本だし、一般向けではありません。また芳地隆之氏の新潮選書『ハルビン学院と満州国』も力作ですし、様々な関係者の回想録もあります(そのほとんどが個人的なものなので、学院の全体像を提供するものではありません)。ただ、今回の本は学院と関係者のことに絞って(あまり分析や評論をせずに)、その全体像が手ごろな長さにまとめられており、それでも創立期の社会情勢や後藤新平の人柄に始まって、上智の『ハルビン学院顕彰基金』に至るまで、もれなく書き込まれていて、よい意味で「手軽な」、しかし不可欠の入門的参考書になりました。

私も含めて、学院同窓生と年齢差のある人間にとっては、学院の存在は今ひとつわかりにくいものでした。今回の著者自身もそういう世代の人です。だからかえって情緒的な思い入れはなく、客観的に描かれています。私はこの本の宣伝を頼まれたわけではありませんが、上智ロシア語学科の関係者、特に教員や奨学金をもらった人間は、この程度のことは知っておいた方がいい、と思うものです。ぜひご購入のうえ、ご宣伝ください。

宇多文雄

   はじめまして。

ロシア語学科99年卒の坪井(金子)佳美です。

 

私は卒業後、ロシア国営ラジオ放送局「ロシアの声」で翻訳兼アナウンサーとして働き、帰国後ロシア語学科の大先輩、麻田恭一さんが経営するロシア料理レストランで厨房とホールでの仕事を経験させていただきました。

ロシアで味わった数々の料理の味を皆さんにお伝えしたいという気持ちは薄れることなく、料理教室での講師を6年ほど経験した後、ロシア料理教室を始めました。教室を開催し始めて4年ほどになりますが、おいしいもの好き、ロシア好き、ソ連好きのたくさんの方々に参加していただいています。

もっとたくさんの方にロシア料理の魅力をお伝えしたいと思い、ご連絡いたしました。

今月よりパンの教室のスタートいたしますので合わせて載せていただければ幸いです。

 坪井(金子)佳美(39期/1999年卒)

 

img027.jpg 坪井さん.jpg

78年卒業の成瀬正美です。 実家の整理をしていたところ、非常に古いものですが、添付のソ連時代のレコードが出てきました。ご希望の方がいれば、送料受取人負担で無償贈与致します。ご希望の方は下記までご連絡下さい。成瀬正美(18期)

masami.naruse.0308@mbr.nifty.com

 

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江沢先生、中村先生が中心となって編集された

染谷先生の『ロシア語文法夜話』が揺籃社から出版されました。

ISBN-13: 978-4897083636

 

1979年に出版された『染谷茂ロシア語文法小話』はすでに絶版となって久しいですが、この『文法小話』に新たに2編の論文を加え新字体に改めたものだそうです。

アマゾンでも、生協でも、一般書店でも注文できます。

 

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11918時半からマスコミソフィア会主催「紀尾井の森カルチャー倶楽部」で64年卒・布施隆史さんの「タイと日本」をテーマにした講演会

・会場は大学内ソフィアンズクラブ(新宿通りに面した北門横です)

 

===「紀尾井の森カルチャー倶楽部」(マスコミソフィア会主催)===


■11
9日(月)18:30~   於 ソフィアンズクラブ
テーマ「タイ国のウラオモテ」~日本との関係~
講師:布施隆史さん((1964外露)
参加ご希望の方は、下記アドレスにメールにてお申し込み下さい。

info@cumsophia.jp

 

布施氏はロシア語学科出身で日商岩井にて欧米を舞台に鉄鋼、石炭の世界で活躍そしてバンコク駐在、関連会社の社長を務めるなどして定年後はその経歴を生かして、タイ経済界でアドバイザーとして日本とタイを行き来しています。

数年前のバンコク市周辺の水害の時に、日本企業の名前がその被災地域に沢山見受けられられたり、第二の人生の地として話題になったり穏やかな王国と印象が強かった訳ですが、最近はテロ事件も起きたり・・・日本への観光客も中国、韓国に次いでの多さということもあったりするのですが、実のところはどういうことになっているんだろう・・・

タイに行ったことのある方もタイになんとなく興味を持つ方にも、知っていそうで知らない国・タイランド~20年を越えるタイとの関わりの中で見聞きした経済面、生活面、硬軟取り混ぜて色々な裏話も聞かせてくれるのではないかと期待しています。(マスコミソフィア会・副会長村田 亨)

11116時からBS日テレで放送の小生がプロデューサーを務めました「アインシュタイン美しい国日本を旅する」のお知らせです。

すぐの明後日です!送信を失念しておりました!

昨年から手掛けておりました「アインシュタイン」の番組です。

「テレビには最近見たいものがない!」とおっしゃる方にお送りします。

戦後70年、アインシュタインの最初の理論発表から100年、原爆との関連、日本とのかかわり・・・長崎の民放発の心意気を感じて頂けたら幸いです。

少し長くなりますが、お読みいただいて録画でもして頂ければ・・・

番組終わりが1725分ですからこの後「笑点」です(笑)

どうぞよろしくお願いします。詳しくは後述します。

 

番組について:ちょっと長いですが以下プレスリリースの一部です。

長崎国際テレビ開局25周年記念特別番組「アインシュタイン 美しい国日本を旅する」

放送日:111日(日) 16時~1725分 BS日テレ

(長崎では10月18日に放送されました。全国放送のために長崎国際テレビ(NIBがBS日テレから放送するという変わった形式です)

共同制作:長崎国際テレビ(NIB)・テレビマンユニオン 

脚本・演出:重延 浩 プロデューサー:村田 亨・則松敬一(NIB)

原案:比企寿美子著「アインシュタインからの墓碑銘」

 

ポイント:アインシュタインの知られざるもう一つの顔

1)日本人外科医・三宅 速(はやり)とアインシュタインとの友情物語

2)43日間に亘るアインシュタイン手書きの日本旅行の日記

3)アインシュタインのノーベル賞受賞理論が原子爆弾開発(アメリカのマンハッタン計画)に繋がり、それが親友 三宅の国に投下されたことに対する博士の苦悩~平和運動への歩み

 

 

《開局記念番組としてお祭り番組でなく、現状の民放では(もしかするとNHKでも)取り上げないであろう素材を、戦後70年、世界平和会議(パグウォッシュ会議)の開かれる長崎から発信するというNIBの心意気をお汲み取り頂ければ幸いです。》

 

写真など

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