卒業生出版物等のご案内の最近のブログ記事
2022年度日本ロシア文学会大賞を、上智大学名誉教授であり第
この受賞を記念して、
2022年度 第72回全国大会 大賞受賞記念講演
井上幸義(上智大学名誉教授)「ゴーゴリの鏡の世界」
記念講演の様子はYoutubeで公開されていますので、
また、「受賞のことば」が学会ホームページに掲載されています。
こちらも是非ご一読ください。
『微笑みは永遠に−日本とロシアを愛したニコライ・ドミートリエフ神父』
ДА ПРЕБУДЕТ ВО ВЕКИ УЛЫБКА ТВОЯ! Отец Николай Дмитриев, влюбленный в Японию и
Россию
2022年7月20日発行 教文館 定価(本体1,500円+税)
https://shop-kyobunkwan.com/476429995x.html
著者は、学科23期の山崎ひとみさん。本書は著者が、夫・ニコライ神父との思い出をつづったエッセイ集です。著者が1985年に留学したレニングラード神学アカデミーでの二人の出会いから、日本に移住したニコライ神父が、2019年に函館市郊外の上磯ハリストス正教会で祈祷中に59歳で永眠し埋葬されるまでの出来事が、様々なエピソードやコメントを挟んで描かれています。
ロシア語はロシアの文化・歴史と不可分です。したがって、ロシアの国柄を知るにはどうしてもロシア正教についての理解が必要なのですが、案外このことは見落とされています。卒業生はもちろんですが、学科の学生のみなさんに特に本書をお勧めするのは、本書がロシア正教への優れた入門書となっているからです。
著者は、あとがきをこう締め括っています。
今年の2月24日(ロシアによるウクライナ侵攻)以降、ロシアを巡る世界情勢は大きく変わった。
「人が戦うことを赦されるのは、ただ一つの場合だけ----自分の心の中の悪魔との戦いだ」とよく言っていたニコライのことだから、今、彼がいたら、さぞ嘆き悲しんだことであろう。
争いのない和やかな日々が一刻も早く来ることを切に願う。
ぜひご一読を。
【著者よりの一言】
この度、同窓会の皆様により温かいお力添えを頂き、拙書のご案内を頂けることとなりました。心より感謝申し上げます。
夫の永眠に際し、人間の命の尊さとはかなさを思うと同時に、彼がこの世に生きていた痕跡を少しでもとどめたいと、追悼のエッセイを書かずにはいられませんでした。教文館さんから上梓することができましたので、彼が生きたロシア正教というキリスト教世界について踏み込んだ描写をすることができましたのは、さいわいでした。
一人でも多くの方にニコライの人生に触れて頂ければ幸甚に存じます。
心痛むことの多い社会情勢ですが、この場をおかりして、同窓生の皆様のご平安、ご健勝を心よりお祈り申し上げます。
「古九谷を追う 加賀は信長・利休の理想郷であったのか」 幻冬舎 (2020/6/1)
■内容(「BOOK」データベースより)
九谷五彩による華麗な絵付けと独特の様式美で知られる磁器「古九谷」。秘められた織田信長、千利休、前田三代の精神性に迫る。武家文化・キリシタン文化、そして朝廷尊皇文化が育まれた加賀・金沢において古九谷誕生の背景にあったものを追究する歴史ロマン。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西野鉄郎
石川県立小松高校(理数科)・上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。鶴見和子ゼミ(社会学)OB。西野塾(英語)主宰
https://www.amazon.co.jp/dp/4344928245
はじめまして。
ロシア語学科99年卒の坪井(金子)佳美です。
私は卒業後、ロシア国営ラジオ放送局「ロシアの声」
ロシアで味わった数々の料理の味を皆さんにお伝えしたいという気
もっとたくさんの方にロシア料理の魅力をお伝えしたいと思い、
今月よりパンの教室のスタートいたしますので合わせて載せていた
坪井(金子)佳美(39期/1999年卒)
78年卒業の成瀬正美です。 実家の整理をしていたところ、非常に古いものですが、添付のソ連時代のレコードが出てきました。ご希望の方がいれば、送料受取人負担で無償贈与致します。ご希望の方は下記までご連絡下さい。成瀬正美(18期)
masami.naruse.0308@mbr.nifty.com
11月9日18時半からマスコミソフィア会主催「紀尾井の森カルチャー倶楽部」で64年卒・布施隆史さんの「タイと日本」をテーマにした講演会
・会場は大学内ソフィアンズクラブ(新宿通りに面した北門横です)
===「紀尾井の森カルチャー倶楽部」(マスコミソフィア会主催)===
■11月9日(月)18:30~ 於 ソフィアンズクラブ
■テーマ「タイ国のウラオモテ」~日本との関係~
■講師:布施隆史さん((1964外露)
※参加ご希望の方は、下記アドレスにメールにてお申し込み下さい。
info@cumsophia.jp
布施氏はロシア語学科出身で日商岩井にて欧米を舞台に鉄鋼、石炭の世界で活躍そしてバンコク駐在、関連会社の社長を務めるなどして定年後はその経歴を生かして、タイ経済界でアドバイザーとして日本とタイを行き来しています。
数年前のバンコク市周辺の水害の時に、日本企業の名前がその被災地域に沢山見受けられられたり、第二の人生の地として話題になったり穏やかな王国と印象が強かった訳ですが、最近はテロ事件も起きたり・・・日本への観光客も中国、韓国に次いでの多さということもあったりするのですが、実のところはどういうことになっているんだろう・・・
タイに行ったことのある方もタイになんとなく興味を持つ方にも、知っていそうで知らない国・タイランド~20年を越えるタイとの関わりの中で見聞きした経済面、生活面、硬軟取り混ぜて色々な裏話も聞かせてくれるのではないかと期待しています。(マスコミソフィア会・副会長村田 亨)
11月1日16時からBS日テレで放送の小生がプロデューサーを務めました「アインシュタイン美しい国日本を旅する」のお知らせです。
すぐの明後日です!送信を失念しておりました!
昨年から手掛けておりました「アインシュタイン」の番組です。
「テレビには最近見たいものがない!」とおっしゃる方にお送りします。
戦後70年、アインシュタインの最初の理論発表から100年、原爆との関連、日本とのかかわり・・・長崎の民放発の心意気を感じて頂けたら幸いです。
少し長くなりますが、お読みいただいて録画でもして頂ければ・・・
番組終わりが17時25分ですからこの後「笑点」です(笑)
どうぞよろしくお願いします。詳しくは後述します。
番組について:ちょっと長いですが以下プレスリリースの一部です。
長崎国際テレビ開局25周年記念特別番組「アインシュタイン 美しい国日本を旅する」
放送日:11月1日(日) 16時~17時25分 BS日テレ
(長崎では10月18日に放送されました。全国放送のために長崎国際テレビ(NIB) がBS日テレから放送するという変わった形式です)
共同制作:長崎国際テレビ(NIB)・テレビマンユニオン
脚本・演出:重延 浩 プロデューサー:村田 亨・則松敬一(NIB)
原案:比企寿美子著「アインシュタインからの墓碑銘」
ポイント:アインシュタインの知られざるもう一つの顔
1)日本人外科医・三宅 速(はやり)とアインシュタインとの友情物語
2)43日間に亘るアインシュタイン手書きの日本旅行の日記
3)アインシュタインのノーベル賞受賞理論が原子爆弾開発(アメリカのマンハッタン計画)に繋がり、それが親友 三宅の国に投下されたことに対する博士の苦悩~平和運動への歩み
《開局記念番組としてお祭り番組でなく、現状の民放では(もしかするとNHKでも)取り上げないであろう素材を、戦後70年、世界平和会議(パグウォッシュ会議)の開かれる長崎から発信するというNIBの心意気をお汲み取り頂ければ幸いです。》