7/24(月)に第三回ビッグデータ研究会を開催しました。前回のメンバーを中心に今回は矢入先生(理工学部情報理工学科 准教授)にも参加して頂きました!前回と同じ総勢8名です。内訳は矢入先生、電々2人、機械1人、数学1人、化学1人、情報学領域M1 2人です。

今回はまず矢入先生から毎年夏に行われている恒例の「ソフィア・サマー・ハッカソン2017」のご説明がありました。これについては私が審査委員として参加しましたので改めてブログでご紹介したいと思います。
次に矢入先生から先生の研究テーマのご説明がありました。車いすにセンサーをつけることによって自動的に段差の場所などを抽出できるそうです。センサーといってもスマホでOKとのことでしたので、多くの人に使ってもらえそうです。たくさんのデータを集めれば自動的に「車いす段差マップ」が出来上がります。センサーの情報を解析して段差の位置を特定し、同時に撮っているビデオ映像で確認したところ、明らかにつまづいている映像が出てきました。
矢入先生とはハッカソンなどでやり取りをしていたのですが、実際の研究内容を聞いたことがなかったので、非常に勉強になりました。
次に、藤本さん(1985年 数学)から、今非常にホットなテーマである「AI」についての概論をご説明いただきました。

藤本さんは以前にも上智大学の「つくるⅠ」という授業で講義をされたことがあります。
藤本さんは本業がデータ分析ですので、お客様から非常に多く「AIって何?」という質問をうけるそうです。そのため、AIをバッチリ説明する資料がすでに用意されていました!
「AI」「統計学」「データマイニング」の違いの話や、「強いAI」「弱いAI」の話など非常にわかりやすく具体的な事例や歴史も交えて説明していただきました。

今後は色々な分野でビッグデータを活用されている方のお話を聞いていきたいと思いますので、同窓生でビッグデータやAI関連の仕事をされている方は是非ご参加下さい!特に「自動運転」を研究している方がいたら是非ご連絡下さい。
研究会の後は、みんなで四谷で焼き鳥を食べて帰りました。バイトの女の子が上智の学生さんでした。

さて次回の日時、場所は以下のとおりです。
9/25(月) 19:00〜21:00 ソフィアンズ・クラブ A会議室
次回はM1の学生さんにも関連論文の発表をしてもらおうと企画しています。
ご興味のあるかたはぜひご連絡下さい!

井上俊一(1993年 電電)