2021年11月アーカイブ

「ザビエル大学から海兵隊、海軍日本語学校へ、そしてイエズス会宣教師として敗戦国に日本へ」

1968年から1995年まで電気電子工学科で教育・研究にあたられ、1986年から1990年にかけて理工学部長を務められた、ロバート・ディータース名誉教授(下記注1)参照)は、現在97歳でいらっしゃいますが、お元気でS.J.ハウスにお住まいになっておられます。
2019年3月に上智大学言語教育研究ンターの篠田愛理先生(下記注2)参照)が、ディータース先生にインタビューされ、その後先生とやりとりしながらまとめられた記事を投稿いただきました。
投稿された原稿は、A4で11ページであり、内容は、
 1.ザビエル大学から海兵隊員に
 2.海軍日本語学校へ
 3.8月6日の号外
 4.イエズス会入会
 5.敗戦国日本へ
 6.日本でのミッション 
 7.上智大学の他の日本語学校体験者について
です。
ディータース先生がなぜ日本に来ることになったのか、どのような信念のもとに日本で働いてきたかなどが紹介されており、
「戦争終結に導くのに倫理的で人道的な選択肢が他にあったことは当時でも明白であったにもかかわらず、原子爆弾が使用されてしまいました。その悲劇に対して許しを請うのが、私の一生のテーマなのです」
と述べられています。
今回ご紹介するインタビュー記事は長文ですので〔第一部〕及び〔第二部〕として2回に分けて掲載いたします。
〔第二部〕は約2週間後に掲載の予定です。


写真など

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