2021年8月アーカイブ

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〔投稿者〕 岸本泰志(1971年化学卒):理工学部同窓会副会長

「理工学部の今!」

 自分が学び、研究に勤しんだ理工学部が現在どの様な状況か知りたい同窓会員も大勢いると思いますので、今回は現在の理工学部をある側面から簡単に紹介したいと思います。

1.どんな学科体制か
 2008年に理工学部の学科体制は、時代の変化とニーズに対応して物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科の3学科に再編されました。
 1962年の理工学部開設以来続いてきたお馴染みの機械工学科、電気・電子工学科。物理学科、化学科、数学科(1965年開設)は再編により消滅し、今は上記3学科出身者が同窓会の仲間となっています。
 新しい学科と旧学科は下記概略図のような関係となっていますので旧学科の卒業生は現在どの学科に移行しているのかご確認下さい。

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     理工融合を掲げる現在の理工学部:SOPHIA SCI-TECH Vol.29, 7 (2018)

 そして、現在の3学科の教育研究の目的は上智大学ホームページ(⇒学部・大学院/理工学部:https://www.sophia.ac.jp/jpn/program/UG/UG_ST/index.html)から引用すると下記と様になっています。
 〔物質生命理工学科〕
・物理学、化学、生物学、環境学、材料科学などの学問分野を融合的に学び、原子・分子から高分子、生命現象にわたる物質の基礎を理解し、応用・展開する能力を養うこと
 〔機能創造理工学科〕
・物理学、数学への深い理解を基礎に、材料、デバイス、エネルギー、機械、システムに関する知識を習得することにより、まったく新しい価値や機能を生み出す能力を養うこと
 〔情報理工学科〕
・情報科学,電子情報学,数学,生物学を基礎とし,人間・通信・社会・数理の情報分野を学び,文理の学際的視点も併せもち,情報を総合的かつ専門的に分析・統合・展開する能力を養うこと

写真など

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