多言語対応ICT化推進フォーラムへ出展

2018年2月11日

 このほど1月30日(火)多言語対応ICT(情報通信技術)化推進フォーラムが、東京都中央区にあるベルサール東京日本橋で開催された(主催は2020年オリンピック・パラリンピック(以下オリパラ)競技大会に向けた多言語対応協議会)。
 フォーラム内容は、講演・パネルディスカッション、交通・観光サービス等の各分野に関するセミナー、多言語対応に関するICTの展示、協議会取り組み内容の展示等で構成されている。
 上智大学からは、「多言語対応情報提供アプリ~スマートフォンで動く多言語対応の問診と診療科マッチングシステム」を出展した。
 このシステムは、理工学部同窓会の医療情報システム研究会からスタートし、情報理工学科高岡詠子教授を中心に開発されたもので、学内では医療に特化したシステムとして「多言語対応医療情報提供システム(SoCHASソーカス)(※)」と呼称されており、SoCHASは「共生社会実現に向けた上智大学の社会貢献」の一環として大学がサポートして学外展開を図ることになっている。
     (※)SoCHASコンソシアム https://sochas.jp/

 当日は、主催者として来場・挨拶された、小池百合子東京都知事〔写真1〕と鈴木俊一東京オリパラ担当大臣(代理、水落敏栄副大臣)〔写真2〕がそれぞれ上智大学ブースを見学され、高岡教授が説明された。
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   〔写真1〕 小池都知事と高岡先生     〔写真2〕 水落副大臣と高岡先生

 この多言語対応協議会は、東京2020年オリパラ競技大会の開催に向け、外国人旅行者の受入環境整備に欠かせない、表示・標識等の多言語対応を強化・推進するため2014年(平成26年)3月、国の関係行政機関、関係地方公共団体、関係機関、民間団体及び企業等が相互に連携・協働して取り組むことを目的として設置された。
 その中身は、交通、道路、観光・サービス、小売の各分野における多言語対応に取り組んでいる。そして現在、68の機関・団体によって構成されている。
 協議会のポータルサイトは http://www.2020games.metro.tokyo.jp/multilingual/

- 以 上 -  

文責:広報委員 氏家和朗(電電67年卒)

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