7月23日(月)に第8回ビックデータ研究会を開催しました。今回は久しぶりに大勢で10名の方に参加していただきました。矢入先生のご紹介で新たに学部4年の方3名に初めてご参加いただきました。また社会人で初参加の方が3名いらっしゃいました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回はボッシュ株式会社の濱畑さんに「壊す」というテーマでお話をいただきました。
濱畑さんがボッシュでキャリを積まれてきた中でいくつかの壁を壊しながらここまで到達してるのですが、その壁について具体的にご説明いただきました。
一つ目は機械工学からソフトウェア工学への転身。二つ目は新たなビジネスモデルの構築。三つ目はエンジンコンピューターの開発です。
詳細は割愛しますが、特徴的なのは1886年に創業されたボッシュというドイツ発祥の会社の独自性です。株式会社ではなく、有限会社(GmbH)なのですが、会社が得た利益を社会貢献に使うという理念の元に成り立っています。ロバート・ボッシュさんの考え方が現代でもそのまま引き継がれている会社だということがよく分かりました。
濱畑さんが語る仕事の中身は、日本で閉じていることはなく必ずどこかの国のメンバーと協業していました。グローバルで運営されていることが当たり前の会社なんだということが印象的でした。
そして、車の部品を作るためには高度な理念が必要だということもわかりました。求められる信頼性や耐久性が非常に高いため、中途半端な会社は生き残れない世界です。投資も半端ではありません。私の専門はITでハードの世界とは離れているため、大変さがよく伝わりました。
つづいて、新たに参加された学部4年生3名の方(千葉さん、金丸さん、大島さん)に自己紹介をしていただきました。みなさん、発表にとても慣れている感じで、自分のことをとても上手にアピールしていました。私が4年生の時は、そんなに色々と考えていなかったと思います:) 今の学生さんは将来のことを考えて短期留学をしたり、インターンをしたり、起業のアイデアを考えたりしていて素晴らしいと思いました。
勉強会の後はいつもの通りみんなで食事に行きました。今回は四ツ谷駅そばの「やきとり宮川」でした。以前も一度行きましたが、やきとりもうまいし唐揚げもうまい店です。店員さんの笑顔も抜群です。
今後もビッグデータを通じて同窓生の絆を深めていきたいです。
今回はもう一人、小平さんに発表してもらおうと思ったのですが、時間切れになってしまいました。次回は小平さんに発表して頂こうと思います。
次回は
10/1(月) 19:00 ソフィアンズ・クラブ (6号館6階)B会議室
です。
ご興味のあるかたはぜひご連絡下さい!

井上俊一(1993年 電気電子卒)